2010年07月21日

6月に読んだ本

6月はこんな本を読んでました〜。
今頃「生協の白石さん」にはまり、サイトにアップされていた返答を読破してしまいました(^^;)。

6月の読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:2894ページ

1Q84 BOOK 31Q84 BOOK 3
さまざまな謎は解かれることなく、そのまま。というか、これらの謎は全て現代への隠喩として読み解くべき物語なのかもしれない。そう考えると、空気さなぎや二つの月のことを自分で何度も反芻して違った解釈でそのつど楽しめる、実はものすごくお得な本なのかもしれない。
読了日:06月28日 著者:村上 春樹



ロスト・シンボル 下ロスト・シンボル 下
前提となる文化の違いだろうか、しっくりと来させるのが難しかった。最後に明らかになる部分についても、生活の隅々までキリスト教が染み渡っている国ならば驚愕なのかもしれないが、キリスト教に関する基本的な知識がかけている私には何のことやら・・・。そんな私にでも、ページをめくらせ、どうなるのかと先を急がせる筆力はすごい。前作の方が面白いらしいのでそっちを読んでみたいなあ。
読了日:06月26日 著者:ダン・ブラウン

きみはポラリスきみはポラリス
さまざまな恋愛小説がつまってた。私は「わたしたちのしたこと」と「森を歩く」がすき。両極端な気もしますが。
読了日:06月25日 著者:三浦 しをん

ロスト・シンボル 上ロスト・シンボル 上
翻訳物は殆ど読まないのですが、この本は訳もこなれていてするする読めました。前作を読んでおらず、人となりが良くつかめない状態にもかかわらず物語にはあっという間に入り込みました。フリーメイソンとか、ワシントンの秘密とか、あと、キャサリンの研究内容とか、気になる伏線が山のように張られており、さて下巻でどうなるのか?十分楽しめる上巻でした。
読了日:06月18日 著者:ダン・ブラウン

生協の白石さん生協の白石さん
なぜか手にとってしまった。大学の生協、懐かしいなあ〜と思いながら読みました。そういえば、単位売ってくださいって書いてた人いました。うちの大学では普通に「申し訳ございませんが、お取り扱いできません」という返答だった気が・・・。何度も何度も「普通の要望をお願いします」と書かれていたところに、狙った「ひとこと」を出さないで欲しいと言う切実な要望が見えて、本当に実直な人柄なんだなあとほろりとさせられました。
読了日:06月18日 著者:白石 昌則,東京農工大学の学生の皆さん

NのためにNのために
ページをどんどんめくらせる文章力はすばらしいと思いますが、登場人物の描写が追及しきれておらず、まったく腑に落ちない終わりになってしまってます。(以下ネタばれあり)オチを期待していましたが「何で?」でしたし、登場人物の印象が1章以降全員変わることが無いし、かといって、誰にも感情移入できない、なんともいえない中途半端な感じでした。余命宣告は何だったの?安藤は女とミスリードさせていた気がしますがそれは何で?など、すっきりしない部分が沢山でした。
読了日:06月15日 著者:湊 かなえ

格闘する者に○ (新潮文庫)格闘する者に○ (新潮文庫)
はい、とっても面白かったです。タイトルが、そのまんま就職活動中の出来事とリンクしていて、言葉のセンスのただならなさを感じました。ここに出てくる人と「私が語り始めた彼は」の教授はとても似ている気がしました。あと、忍さんは神去村にいるのかな、などなど・・・。キャラが沢山出ていてつめきっていないところがあるのが惜しい。いまならもっとそれぞれに深い話を書いてもらえそうな気がします。
読了日:06月08日 著者:三浦 しをん

猫を抱いて象と泳ぐ猫を抱いて象と泳ぐ
文章が綺麗で深い。想像の羽を存分に羽ばたかせて話にのめりこむことが出来る、読書の楽しさが存分に味わえる本です。彼の才能を持ってすれば、もっとチェスの世界で名声を得ることが出来ただろうに、と、つい「広く皆に認知されたり、お金持ちになったり」というサクセスストーリーを求めてしまう私に、この本は、人がどう生きていくか、自分で人生を考えるとはということを問いかけてくるような気がします。彼が広げた無限の広がりのあるチェスの詩を私も味わってみたくなりました。
読了日:06月03日 著者:小川 洋子

読書メーター
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2010年06月06日

5月に読んでいた本

5月に読んだ本です。
「植物図鑑」がやっぱり一番面白かったかな・・・。

5月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:2071ページ

植物図鑑植物図鑑
展開は読めるので、後はキャラとシチュエーションを楽しむ本だと思います。私は丁寧に書かれた感情の動きが日々の暮らしと散歩を積み重ねていく過程で自然に動いていくのが手に取るように判り、ああ良いなあ、と思ったのでした。草花の名前、沢山知りたくなりました。昭和天皇の名言が良いポイントになってます。図鑑買ってこなきゃ。山登りのお供にするためにも(^^)。
読了日:05月24日 著者:有川 浩
5年3組リョウタ組5年3組リョウタ組
学歴主義だったり、競争社会だったりという現実のどうしようもない面ってあるし、それに異を唱えるだけでは生き抜いていけないというのを大人の私たちは知ってると思う。子どもたちに伝えられることは、そういうときに少し逃げてもいいし休んでも良い、大人のすることは絶対じゃない、と何度でも教えることだと思う。そういう意味でリョウタ先生は良い教師なのではないかと思う。染谷先生も良い先生なんだろうけど、担任だと息が詰まったかもしれないなあ。しかし、クラスの競争なんてあからさまにはやらないと思うなあ。この辺りは少し現実離れして
読了日:05月23日 著者:石田 衣良
私が語りはじめた彼は (新潮文庫)私が語りはじめた彼は (新潮文庫)
文章が非常に美しくて、文章を噛み締めているうちに読み終わった感じ。村川融という大学教授の周りの人(助手、妻、娘・・・)が直接・間接で語る彼の像については最後までもやもやしたままだったけど、結局人が人と関わっているということは多面的に照らした像を自分で解釈する作業なのだろうなと感じた。こんな風に自分がおかしくなるくらいに誰かにのめりこむという行為は、怖い反面うらやましくもあり。この中では「予言」がすき。救いがあるからか・・・。息子はやはり父親を乗り越えていくものとして描かれるからだろうか。
読了日:05月20日 著者:三浦 しをん
むかしのはなし (幻冬舎文庫)むかしのはなし (幻冬舎文庫)
なんとも切ない話でした。昔話となってしまった人たちは、もういなくて、想像するだけしかない。人が自分を語るときには何を考えて語るんだろうか、ということを考えさせられた。昔話のモチーフは必要だったの?
読了日:05月12日 著者:三浦 しをん
夜明けの街で夜明けの街で
女は強いなあ、っていうか何なんだろう・・・。不倫小説を読むたびに「お金あるなー」って思います。タクシー乗りまくり、高級レストラン、ホテル、バー。どこからお金が沸いてくるんでしょう?秋葉の造詣は魅力的だったけど、魅力的だったから余計に、不倫する理由と必然性がわからず、また、「女は家庭を守るために絶対離婚しない」云々の台詞を吐かれるたびに、「いまどき流行りません」と思うのだった・・・。ミステリー部分があるような気もしたけど、よくあるような不倫小説だった気がします。はい。
読了日:05月11日 著者:東野 圭吾
てるてるあしたてるてるあした
「ささらさや」という本が先にあるみたいですが、そちらは未読。高校生の主人公は最初ひねくれていて相当嫌な子なのですが、どんどん周りの人の影響を(それとは知らず)受けて変わっていく、その過程が見事に書き出されています。一面だけしか見ない子どもから、人間の多面性ということに思い至り、それが自分の母親とのことに結実して見事なラストにつながっています。一人の母として子どもに読ませたい本でもあります。しかし、一人の母としては、照代の母が情けなく腹立たしくなり、その部分では読んでいてイライラのし通しでした。
読了日:05月06日 著者:加納 朋子

読書メーター

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2010年05月01日

2010年4月に読んでいた本

4月の読書メーターから、2010年の4月に読んでいた本をまとめました。どんだけ三浦しをんばっかり読んでるねん・・・。5月からこんなには読めません。今月は楽しかった・・・。

4月の読書メーター
読んだ本の数:21冊
読んだページ数:5828ページ

先生、巨大コウモリが廊下を飛んでいます!―鳥取環境大学の森の人間動物行動学先生、巨大コウモリが廊下を飛んでいます!―鳥取環境大学の森の人間動物行動学
高校のときにこの本に出会ってたら進路が変わったかも!自分の行動、生物の行動のエピソード一つ一つも面白いけど、それを学問として分析する内容も興味深い(人間の進化の過程の話とか)。自然に対するときに、五感の全てを働かせ、脳をフル活動させている、それが醍醐味と書かれている。自分の体の状況も興味の対象として客観的に捉えているので、視点がぶれずに読み物として面白いものに仕上がってます。
読了日:04月29日 著者:小林 朋道

ロマンス小説の七日間 (角川文庫)ロマンス小説の七日間 (角川文庫)
ロマンス小説の翻訳家の主人公とその彼の恋愛ストーリー + 翻訳しているロマンス小説(途中から創作に変形)という凝った体裁。最初は普通のロマンス小説だったのにどんどん主人公好みに変形していく様が笑えた。彼の造詣は、「星間・・・」に出てくる彼と良く似た造詣ですね。付かず離れず、でもベースは彼女の元にある、いつでもふらっと出て行くけど心はつながってる、って感じ。きっとしをんさんの好みなんでしょうねー。
読了日:04月27日 著者:三浦 しをん

Re-born はじまりの一歩Re-born はじまりの一歩
「ゴーストライター」はこれで終わり!?と思ったら、長編があるらしい。続きが気になる・・・。宮下奈都の話にうるっときた。上手だなあと思いました(^^)。
読了日:04月25日 著者:伊坂 幸太郎,瀬尾 まいこ,豊島 ミホ,中島 京子,平山 瑞穂,福田 栄一,宮下 奈都

仏果を得ず仏果を得ず
なぜか、お寺の話だと思って読み始めたのに、気が付いたら話の中にぐいぐい引き込まれてました。ここまでアツくなれるものに出会える幸せをうらやましいと思いながらも、健の大成を願わずにはいられません。今度は三味線側や、人形師からの視点でも是非是非読んでみたい。どのキャラクターも生き生きとしていて現実味があり、そばにいてもおかしくない人ばかり。非常に人間観察が上手いしをんさんならではの話だと感服しました。
読了日:04月24日 著者:三浦 しをん

三四郎はそれから門を出た三四郎はそれから門を出た
本に関するエッセイ半分、本以外のエッセイ半分、って感じでいろんな章ごとに趣向が違うので飽きずに楽しく読めました。読みたい本は手帳に控えました。クドカンやらゲッツ板谷、あと中井英夫も私は未読なので是非読んでみたいと思ったのでした。鋭い視点と考察をユーモアにくるんで提供してくれるので、何べんでもお代わりできる感じ。そうそう、本を味わいつくす、ということで、しおりやブックカバーへの考察にもおよび、いったいこの人はどんだけ本が好きなんだ!と非常に頼もしく思ったのでした。
読了日:04月21日 著者:三浦 しをん

ビロウな話で恐縮です日記ビロウな話で恐縮です日記
最初は日記(二日に一回くらいとか)してましたが、中断から挫折気味でした(1週間に1回とか・(笑))。「YOMUZO」が作られたら私も会員に是非なりたい!「吹き矢を吹く要領でやってください」の要望に対して実践した後「ですが私は、吹き矢を吹いたことがないんです!」に大笑い。確かに私も吹いたことはないけどきっと実践できるよ★。脚注の自己ツッコミがまた笑えます。Webの更新頻度が落ちているようなので心配。
読了日:04月18日 著者:三浦 しをん

想い雲―みをつくし料理帖 (時代小説文庫)想い雲―みをつくし料理帖 (時代小説文庫)
4話目の話に特に心を引かれた。現代の子育てにも通じそうな言葉があり、感じ入った。また、料理をする人すべてに送りたい(私のような母も含めて)言葉。料理をするときは食べてくれる相手がおいしいかなあって思いながらするものですね、確かに。読んでていやなところがない、素直に読んでよかったと思える作品。しかし、鱧!鱧食べたい!関東では確かにおいしいと思った鱧に出会ってません(一流ホテルでしたが)。関西帰って、鱧食べよう(笑)
読了日:04月17日 著者:高田 郁

シャーロック・ホームズと賢者の石 (カッパ・ノベルス)シャーロック・ホームズと賢者の石 (カッパ・ノベルス)
4篇中、最初の一遍が「?」だったけど、残り3本は、にやりとさせられるところありで面白かったです。ホームズの大体の輪郭しか知らないのですがそれでも面白かったです!。ホームズ以外の登場人物が絡んできますし。さっと読むのに良い一冊。
読了日:04月15日 著者:五十嵐 貴久

妄想炸裂 (新書館ウィングス文庫)妄想炸裂 (新書館ウィングス文庫)
相変わらずのしをん節ですが、若干前だからか若い感じもしますねえ。趣味の盆栽の片鱗がここに。そして「風は強く吹いている」の原型がいつどこで形作られたかもしっかり書かれてます。合間に入っている、妄想ではないエッセイがピリッと絞めてあり、いい感じです。
読了日:04月14日 著者:三浦 しをん

極め道―爆裂エッセイ (光文社文庫)極め道―爆裂エッセイ (光文社文庫)
初期のエッセイで、妄想に関する片鱗はあれど、暴走っぷりは若干抑えられてます。このころは「ボーイズラブ」という言い方に抵抗があったのですね(笑)。今ではすっかりなじまれているようですが。そしてこのころから研究に余念が無かったのねえと、楽しく読ませていただきました★
読了日:04月13日 著者:三浦 しをん

悶絶スパイラル悶絶スパイラル
デジカメで「128MB」を128枚取れる、と変換するとは・・・!あと、女体化しつつある女犯坊(すごい名前)の行く末が気になります!しをんさんが面白いから周りにこんな愉快な人たちが集まるのか、観察眼の賜物か!?私も観察してみるよ!
読了日:04月12日 著者:三浦 しをん

終の住処終の住処
何とはなしに結婚しなくては、という意識で結婚した妻は、新婚の時点から不機嫌、しかし妻がこれから起きることを俯瞰しているのだとしたらそれも判ると思いましたが。お母さんが、最初の浮気相手を太っているわけではないと断じたり、妻が観覧車に乗るといった理由や、11年間口を聞かない理由、すべてが明かされないので、不安定感が重なったまま話が進んで進んでいき、それはそのまま主人公の不安定な気持ちの表れであったのかと思うと、怖い小説でした。
読了日:04月11日 著者:磯崎 憲一郎

シュミじゃないんだシュミじゃないんだ
BL指南書(しかも漫画限定)です。この中で読んだことのある漫画は1冊だけでした。しをんさんの考察と書評がすばらしい★アツイ語り口に負けて購入してみようかと言う気にさせられました。最初から飛ばしすぎでよくわからない単語も(リバーシブル?)あり、でしたが、楽しめました〜。
読了日:04月11日 著者:三浦 しをん

オー!ファーザーオー!ファーザー
お母さんは、全然出ないの!?と思いましたが、そういう理屈ぬきに楽しめるのが伊坂作品のよいところ★。これで第一期が完だそうですが、私的には、ゴールデンスランバーまでが第一期かなと思いました。見事な伏線の回収、魅力的な会話の数々、魅力的な人々、どれをとってもうふふと笑えて楽しめる作品でした。ただ、やっぱり、自分も「伊坂さんの作品だから、こういう風にまとまるよな」と思って読んでるところもあって、第二期と伊坂さん自身が言ってる様に、新しい作風にチャレンジするのは、アリなんだな、とこの作品を読んで逆に思いました。
読了日:04月10日 著者:伊坂 幸太郎

人生激場 (新潮文庫)人生激場 (新潮文庫)
余り旅に出たり日常から離れたことは全く無く、それでいて、この「アナザーワールド」感はすごい!(ほめてます)。言葉の蓄積が多くてそれを選び出すセンスが的確なので、これだけ面白いんだろうなと思う。ほとんどしをんさんのエッセイを読んでしまった・・・、次はどこに行けばいいのかしら(涙)
読了日:04月08日 著者:三浦 しをん

フリーター、家を買う。フリーター、家を買う。
この人の話って、恋愛でなくても甘甘なんだ!(笑)大悦の作業長さんがすごく良いタイミングで主人公をほめるシーンがあり、こっちまで何故か照れて赤くなってしまいました。お母さんの病状や家族のあり方、就職の流れ、どれもリアルでしたね。最初は「早くそんな父親に見切りをつけてお母さんを助けてあげて!」とか思ったけど、現実はそんな風に物事進むわけではなく、お互いの歩み寄りで物事は進んでいくのだということを再認識しました。 亜矢子さんの名古屋での話とかでも一篇かけそう。そっちもよんでみたいわ〜
読了日:04月07日 著者:有川 浩

いのちのバトン (講談社文庫)いのちのバトン (講談社文庫)
電車の中で読んではいけません。悲しいからではない涙が心の中から沸いて出てきます。素直になること、自然を感じること、受け入れること、まっすぐに向くこと、全てが幸せに通じるのだと教えてもらえます。
読了日:04月07日 著者:志村 季世恵

先生、シマリスがヘビの頭をかじっています!先生、シマリスがヘビの頭をかじっています!
この「読書メーター」でお勧めになっていたので読んでみました。予想の斜め上を行く面白さ!先生の研究や学生やその他もろもろに対する愛情が満ち溢れてて、読みながら笑い泣き。私も学生に戻って先生に弟子入りしたい!そして人間が自然と触れ合うことによりどのような行動をとるようになってくるか研究してみたい!
読了日:04月06日 著者:小林朋道

桃色トワイライト (新潮文庫)桃色トワイライト (新潮文庫)
本当、どうなってるんでしょう、この人の頭の中は。「こんなに愛を注いだのは初めてだ」とクウガや新撰組に対して言ってるけど、その前のロードオブザリングへの愛も相当なものだったと思うし・・・。視点の面白さでは群を抜いていると思う。というか友達になりたいです、しをんさん!
読了日:04月05日 著者:三浦 しをん

孤宿の人〈下〉 (新潮文庫)孤宿の人〈下〉 (新潮文庫)
後半は加賀様が中心となり話が加速度的に転がっていきました。それもこれも前半で淡々と語られていた話がしっかりしていたから。ある程度、泣くことは予測していただけど、最後の展開の泣かせっぷりは予想外。みんな一人一人がみんなのことを考えて動いていたのだなあとしみじみさせられました。私はこの後将軍家斉の人となりを調べてしまいましたよ、諸悪の根源って感じで(^^;)
読了日:04月05日 著者:宮部 みゆき

夢のような幸福 (新潮文庫)夢のような幸福 (新潮文庫)
たぶん日常の観察眼と記憶力に優れているからこそ書けるエッセイなのだろうなと思う。ときおり旅に出かけてはいるみたいだけど、ほとんどが身の回りに起きている出来事。自分が知らない人(ヴィゴって誰?)でも読み終わったあとはすっかり私もその人のファン!?みたいな、愛のささげっぷりにも拍手!ちなみに、小説家のしをんさんも好きです。
読了日:04月01日 著者:三浦 しをん

読書メーター
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2010年04月07日

2010/03に読んでいた本

3月は余り読めなかったです。仕事が立て込んでたというのもありますが、この中の「邪魅の雫」が異様に厚かったというのも理由かと(^^;)。登場人物もいっぱい出てきて混乱した!

3月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:2611ページ

孤宿の人〈上〉 (新潮文庫)孤宿の人〈上〉 (新潮文庫)
いつもながらにありありと情景を思い起こさせる筆致が素晴らしかったです。ほうが、自分の身の回りに起きることを正面から受け止め自分のこととして昇華していく姿勢、子どもとはいえ感嘆に値します。これから、渦の中心、加賀様の話になっていくのでしょうか、今のところひたすら不気味な感じです。下巻が楽しみ。
読了日:03月25日 著者:宮部 みゆき

乙女なげやり (新潮文庫)乙女なげやり (新潮文庫)
軽く笑いたかったので、購入。全般に確かに話題はない(笑)が、言葉のセンスが非常によくそこここで笑わされる。友達にも、おしゃべりの上手な子がいましたがまさにそんな感じ。哀川翔の自伝を読みたくなりました(笑)。松雄スズキの本ももっと。あと、白い巨塔。私はテレビ見ないのでせめて原作だけでも。
読了日:03月14日 著者:三浦 しをん

さまよう刃 (角川文庫)さまよう刃 (角川文庫)
自分ならどうするかと常に自問しながら読んだ作品。復讐をするのか、するならどんな方法でなのか・・・。「繋がれた明日」の主人公は密告されて苦しむわけなのですが、こちらは、密告で堪えるような犯人像ではなかったですね・・・。と考えさせられたのも、この本が非常にリアルで説得力があったからだと思う。途中の警察・テレビ・週刊誌のそれぞれの出来事についても、私なら、こうする、と考えてしまいました。
読了日:03月14日 著者:東野 圭吾

きみが見つける物語  十代のための新名作 切ない話編 (角川文庫)きみが見つける物語 十代のための新名作 切ない話編 (角川文庫)
"10代の"と書いてあったのに見落として購入。短編集ではなく、一部の抜粋だったりするのがあります。特に"春の嵐"は全編読まないと気がすまなくなりますよ、この抜粋はどうなの!?とちょっと疑問・・・。
読了日:03月13日 著者:

空中庭園 (文春文庫)空中庭園 (文春文庫)
さわやかそうな話を読みたくて、表紙とタイトルに惹かれて購入。読んでみて・・・あれあれ、内容は結構どろどろ?人間関係はこんな風に壊れながら進んでいくしかないということでしょうか。最後の章で母と祖母の関係が微妙に変化を見せそうな感じで、その微妙さがまたリアルでした。読んでてつらかったのにまたこの人の別の話を読みたいと思ってしまうのはそのリアルさにあるのかも。
読了日:03月12日 著者:角田 光代

邪魅の雫 (講談社ノベルス)邪魅の雫 (講談社ノベルス)
榎木津が結構出てくる割に歯切れが悪いというか・・・。そして、そういう理由なのかと最後は呆然としてみたり。途中の京極堂のお話(お伽/世間/民話)の解釈の部分は面白く気合を入れて読みました。いや、でも、こんなに死なないし殺さないと思うんだけどなあ・・・ちょっとなああ・・・・・・。
読了日:03月11日 著者:京極 夏彦

読書メーター
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2010年02月05日

一月に読んでいた本

1月に読んでいた本です。これは、読書メーターから記事を貼り付けるだけなので、楽チンです♪
今月のお奨めは、「八朔の雪」 でーす。

1月の読書メーター
読んだ本の数:13冊
読んだページ数:4320ページ

もいちどあなたにあいたいなもいちどあなたにあいたいな
7年ぶりの新刊だとか・・・。アイディアとしては一つだけ。後は独白で続いていく構成。陽湖の章があまりにも身勝手&愚痴だったので、同じ働く母として納得できない!感がいっぱいありましたが・・・。話全体としては、非常に切なくやりきれない。もしかして、大介も気がついてるんじゃないかと思ったりもしました。読後に何度も思いかえらされて切なくなる感じが、チグリスとユーフラテスに通ずるものがありましたね〜。
読了日:01月31日 著者:新井 素子



金のゆりかご (集英社文庫)金のゆりかご (集英社文庫)
「天才を作り出す」ということに絞ればもっと面白かったのかなあ・・・。最後は腑に落ちず。
読了日:01月29日 著者:北川 歩実


八朔の雪―みをつくし料理帖 (ハルキ文庫 た 19-1 時代小説文庫)八朔の雪―みをつくし料理帖 (ハルキ文庫 た 19-1 時代小説文庫)
電車で読んでしまってうっかり泣いてしまいました。周りの人の温かさ、優しさが身に沁みます。それに加えて、料理人として一本筋を通そうとする姿勢、上方と江戸の差、いろんな観点で面白く読めました。続編も買いました〜。
読了日:01月25日 著者:高田 郁


本と人をつなぐ図書館員本と人をつなぐ図書館員
ディスレクシアの人に対する支援の話が出てくると聞いて興味を持ち読みました。それ以外にも視覚、聴覚、肢体不自由など、さまざまな障害のある人の実話を中心に話が構成されています。いろいろな気づきを得ることが出来て良かった一冊。
読了日:01月24日 著者:山内 薫


ジウ〈3〉新世界秩序 (中公文庫)ジウ〈3〉新世界秩序 (中公文庫)
長さを感じさせず、一気に読みきった。人物の造詣がしっかりしていたからだと思いますが・・・。それにしても人が死にすぎるわ、NWOの概念でクーデターを起こすのには無理があるわ・・・な気はします。ジウも、もっと突っ込んで描かれてても良かったかも?。終章は良かったので読後感は悪くないです。
読了日:01月21日 著者:誉田 哲也


ジウ〈2〉―警視庁特殊急襲部隊 (中公文庫)ジウ〈2〉―警視庁特殊急襲部隊 (中公文庫)
面白い。確かに。でも描写に対して嫌悪感のある人もいるとは思います。だんだん向こう側に行く基子と、愛を訴える美咲ですが、描写が逆だったら更に意外性があって面白かったかも?美咲と東は、デカガールと言う漫画の主人公のイメージで読んでます(^^)v
読了日:01月19日 著者:誉田 哲也


悪人(下) (朝日文庫)悪人(下) (朝日文庫)
深い・・・。悪人とは何ぞやとか、誰が悪人なのか、というところが論点なのかしら、と思いますが、個人的には、被害者の父の言葉に代表されるような、コミュニティ不足、幸福感の不足、満たされているはずなのに欠落感があるそんな空気感が寒く悲しかったという思いで一杯です。何でもっと沢山話をしないのか、どうして理解してもらおうとしないのか?完全な理解は不可能だと思いますが、判ってもらう努力は必要なんだと思う。自分が幸せになるためには。(で、祐一の取った行動は、光代の幸せを願ったからなのか?そこも短絡的過ぎる気がする・・・
読了日:01月17日 著者:吉田 修一


悪人 上悪人 上
登場人物が多くて視点が変わるので、話に入るのに時間がかかりましたが、光代さんが出てきてから俄然引き込まれました。上巻だけでは殺人犯が誰なのか判らないですね。下巻へ急げ〜。
読了日:01月16日 著者:吉田 修一


ルパンの消息 (カッパノベルス)ルパンの消息 (カッパノベルス)
図書館本。複数の事件の絡み合い、時効までのはらはら感、どれも面白かったです。人物の描写が今まで読んだ横山秀夫のものよりは掘り下げられてなかった気もしましたが。面白いものは面白いです。
読了日:01月15日 著者:横山 秀夫


ジウ〈1〉―警視庁特殊犯捜査係 (中公文庫)ジウ〈1〉―警視庁特殊犯捜査係 (中公文庫)
誉田哲也が面白い、と東野好きの知り合いに勧められて読んでみました。テンポ良くさくさく読めますが、ところどころ「げっ」って描写がありちょっとつらいかも・・・。3まで読んでから評価かな。
読了日:01月14日 著者:誉田 哲也


西の魔女が死んだ (新潮文庫)西の魔女が死んだ (新潮文庫)
草花の描写等、どれもが美しく目に入ってくるようでした。おばあちゃんの生活の仕方もすばらしい。最後の流れも好きです。子どもの小学校の図書室にあると聞いて納得。子どもに読んでほしい物語です。
読了日:01月08日 著者:梨木 香歩


千里眼堕天使のメモリー (角川文庫 ま 26-106)千里眼堕天使のメモリー (角川文庫 ま 26-106)
スケール大きかったですね。美由紀の過去はいかに???
読了日:01月05日 著者:松岡 圭祐


シアター! (メディアワークス文庫)シアター! (メディアワークス文庫)
軽く読めて楽しかったですが、いつもより「そうそう!」感がなかったですね・・・。
読了日:01月05日 著者:有川 浩

読書メーター
posted by あーる at 12:29| Comment(4) | TrackBack(0) | 本・雑誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月19日

12月の読書記録

読書メーターというページがあって、最近は読んだ本の情報をそこに入れて行っています。過去のものも追加中〜(^^)。
まとめ機能なんていうのもあって、先月分の情報を生成してくれるので、ちょっと置いておくのに非常に便利。ということで12月分です♪

12月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:2036ページ

千里眼 ミッドタウンタワーの迷宮 (角川文庫)千里眼 ミッドタウンタワーの迷宮 (角川文庫)
面白かったですが、ミッドタウンでそんな車を乗り回さなくても・・・。もう少し心理戦も読みたかったかも。
読了日:12月26日 著者:松岡 圭祐
千里眼の水晶体 (角川文庫)千里眼の水晶体 (角川文庫)
ウィルス系は起きたらぞっとする話ですよね。楽しめました。
読了日:12月25日 著者:松岡 圭祐
千里眼の教室 (角川文庫)千里眼の教室 (角川文庫)
千里眼シリーズである必要があったのか・・・。美由紀が余り出ない分、実は楽しめた(笑)かも・・。
読了日:12月25日 著者:松岡 圭祐
千里眼ファントム・クォーター (角川文庫 (ま26-102))千里眼ファントム・クォーター (角川文庫 (ま26-102))
クラッシックリーズも読んでましたが大体忘れているので、時々「きばあゆこ」とか出てくると意識が飛びます。どうリンクさせるつもりなんでしょうか・・・。
読了日:12月22日 著者:松岡 圭祐
SOSの猿SOSの猿
遠藤二郎の考えている「他人の痛みが自分の痛みより恐ろしい」感は自分にもあるので、そこは非常に共感&納得。相変わらずのリンクしている世界観は好きなのですが、不要な部分も有ったのでは?ラストの不透明感は好き。
読了日:12月22日 著者:伊坂 幸太郎
千里眼 The Start (角川文庫)千里眼 The Start (角川文庫)
焼き直しかと思ったら世界観が違うのですね。読みやすくなりました。実は毎回主人公にイライラさせられていたのですが、それも少し収まりました(笑)(読んだ日時は大体。友人からの借り物です。)
読了日:12月21日 著者:松岡 圭祐
西の善き魔女外伝〈1〉金の糸紡げば (C・NOVELSファンタジア)西の善き魔女外伝〈1〉金の糸紡げば (C・NOVELSファンタジア)
ルーンとフィリエルの幼い日の話・・・。本編でも余りフィリエルに注意を払ってこなかったので(←ひどい??)いろいろと忘れていることに気がつきました・・・。本編のルーンを知ってるので成長したなあ、としみじみ(笑)
読了日:12月08日 著者:荻原 規子

読書メーター
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2009年07月04日

こんな本を読んでました

本屋や図書館に行くと、こんなにも沢山の本を読んでないのかと、昔は嬉しくなったのですが(読む本が沢山あるので)、最近はあせりを感じてしまいます。多分目や体の衰えで、残り読める本がそんなに無いだろうなあと思うからなのかも知れません。

・・・と、ひじょーにばばくさい話題を書いてしまいましたが、それはそれとして、備忘録的に何を読んでいたかを。


家日和

家日和

  • 作者: 奥田 英朗
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2007/04
  • メディア: 単行本




奥田英朗の短編集です。家にまつわるいろんな話が書かれているのですが、基本的にはハッピーになれる話ばかり。この人は女性の気持ちを書くのが非常に上手で、一番目の話は、ネットオークションにはまる主婦の話を書いているのですが、その、はまる過程が納得というか、うなづけるというか。「ガール」とか「マドンナ」とかの女性を主人公にした短編集と同系統の話で、「上手い!」と思わせるつくりになってます。なんとなくおうちにいる日に読むのに良い本かな、と。


五人姉妹 (ハヤカワ文庫JA)

五人姉妹 (ハヤカワ文庫JA)

  • 作者: 菅 浩江
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2005/01
  • メディア: 文庫




前に読んだ「博物館惑星」が面白かったので、これも手にとって見ました。やはりSFなのですが、バラエティに富んでました。少し悲しい話もありますが・・・。基本的にはなんだか優しい気持ちになれる本です。
もう少し、この人の話を追いかけてみようかなという気になってます(^^)


屋上ミサイル (このミス大賞受賞作)

屋上ミサイル (このミス大賞受賞作)

  • 作者: 山下貴光
  • 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2009/01/10
  • メディア: 単行本




バチスタシリーズの一作目も受賞した「このミス大賞」受賞作。今年は2作同時受賞だそうで、さわやかそうだったので、もう一作の方を買わずにこちらを読んでみました。

・・・うーむ。

なんというか・・・。書評にもありましたが、そのまんま伊坂幸太郎な気がする。伊坂幸太郎を知らなければ面白い書き方をする人だなあと思うのですが、知ってるから「あれ?」って思う。でもなんか、少しキレが悪い気がするんですよね・・・。私には合いませんでした(^^;)


出星前夜

出星前夜

  • 作者: 飯嶋 和一
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2008/08/01
  • メディア: 単行本




2009年本屋大賞の候補作。
この人は、「歴史にはそんなに名を残してないけど、なんだかすごい人」にスポットを当てるのが本当に上手いと思います。今回は、島原の乱が舞台。なぜ乱が起こったのか、首謀者はどういう思いだったのか、すごい丹念に書かれてます。
島原の乱の首謀者は「天草四郎」だと言われますが、不思議だったのですよね。なんで「天草」四郎なのに、「島原」の乱なのか。まあ、すごく地理的には近いですが・・・。この話を読んでいくと、ああ、そういう流れだったのかあ・・・と思います。完全に天草四郎は脇役なので(^^;)。しかし、歴史ものを読むと、自分の知識の無さが露呈して辛いです〜(><)。
非常に厚かったのですが面白く読めました!

他にも「ラブコメ今昔 (有川浩)」や
「愛と惑乱の日本語 (清水義範)」なんかを読んでました。この作家さんたち好きなんですよね〜。ついつい、もしかしてワンパターン!?と思いつつ読んでしまいます。面白いもので・・・。

さて、ごっち君。
「漫画やテレビものじゃなければなんでも本は買ってあげる」と言ってしまっていたら・・・リクエストされてしまいました。


少女海賊ユーリ なぞの時光石 (フォア文庫)

少女海賊ユーリ なぞの時光石 (フォア文庫)

  • 作者: みお ちづる
  • 出版社/メーカー: 童心社
  • 発売日: 2001/09
  • メディア: 単行本




図書館から借りてきたのがいきなり6巻だったらしく、一巻から読みたい、とのことで・・・。まだ読んでないので、是非感想が聞きたいなあ。ちなみに10巻分あるらしいが、全部読むつもりかな・・・(^^;)。

ちなみにつーさんは小説は余り読まなくて、謎の本をよく読んでます。粘菌の本とか・・・。なんか生物系が多い気がします。いつ読んでるのかなー・・・。つーさんの生活も一緒に暮らしている割には謎に包まれているのでした(笑)


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2009年06月05日

子どもの本

友人の出産祝いに「絵本」ということでお願いされました。友人のうちの赤ちゃんはまだ4ヶ月ですが、読み聞かせが好きらしい。
すごいなあ。ごっちやぷぷたが4ヶ月のときに読み聞かせ・・・してないし。もちろんすごく良い、っていうのは聞いたことがあるんですけど、読み聞かせを始めたのは、1歳前後って感じでしょうか・・・。

そのころにごっちとぷぷたが大好きだったのは「せなけいこ」さんの絵本。「ねないこだれだ」とか「いやだいやだ」とか。切り絵ぽい絵と、少し怖い話の展開で、そこが良かったのか、怖がるくせに何回でも読んでとせがまれました。

後は「おつきさまこんばんは」も好きだったなあ。家の絵が出てくるのですが、猫が二匹シルエットとして付いていて、うちの猫たちと重なるのか、その絵もすごく好きでした。

あとはやっぱり「エリック・カール」。はらぺこあおむしも好きでしたが「パパ、お月さまとって!」が好きでした。特にぷぷたが。

うーん、懐かしいなあ、としみじみ思い出してしまいました。今ぷぷたはポプラ社から出ている「リトルプリンセス」シリーズが大好きな様子。ごっちくんは今、デルトラクエストのUのシリーズ。が、相変わらず読み聞かせが大好きで、寝る前に読んでもらわないと気がすまない様子です(笑)
昨日はガリバー旅行記の紙芝居を読みましたが、内容忘れてるなあ。私の中でガリバーは悪い人だったのですが、全然そんなことなかった!

さて、ごっちは小学校3年、どんな本を読むものなんでしょうか。そのころに、自分がどんな本を読んでたのか全く覚えてないんですが・・・。ルパンシリーズはまだ早いのかなあ。今、3年生くらいってどんな話を読んでいるんだろうか。男の子の読む本はさっぱり判らないので、お勧めがあったら教えて欲しい感じです・・・。
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2009年06月02日

5月の読書記

相当偏ってる私の読書傾向・・・好きな作家さんを追いかける他にも帯とかで「XX大賞」とか「XXランキング○位」とかあると、つい手にとってしまう傾向にあります・・・。あとは仕事関係の本でしょうか。

みんなが主人公の学校」は、図書館に無かったのでリクエスト入れて買ってもらった本。フリースクールや6割が外国籍の公立学校での取り組みなど、さまざまな観点で「普通」とは違う学校が出てきます。一人、知ってる方も中に出てきておおっと思ったりもしました。えっ、と驚いたことがあって、それは、日本には「日本手話」と「日本語対応手話」の二つがある、ということ。何々?と部門にいる聴覚障害の方に詳細を聞いてみました。なんでも「日本手話」は日本語とは違う独自の文法、独自の言葉を持っているということで、日本語をそのまま手話に置き換えていく「日本語対応手話」とは違う、ということらしく・・・。む、難しい・・・。ちなみに習うのなら「日本手話」を習ってくださいね、といわれました。そうなのかあ。

次の2冊は好きでよく読んでいる作家さんの本。
極北クレイマー(海堂 尊 著)」医療関係のミステリー(?)であるバチスタシリーズの最新刊です。福島の大野病院の産科医逮捕事件がモチーフになってて、このシリーズではない「ジーン・ワルツ」と連動している話でした。最近このシリーズは、日本の医療って本当にやばいんだなあ、とつくづく思い知らされて、気分が滅入ることが多いです。どんどん読んじゃって、「うわー、自分が大病したときってどうなるんだろう!?」と寒気を感じさせずにはいられない感じ。今回は、おそらく次巻とセットなんだと思います。割と中途半端な印象を受けました・・・。

交渉人 遠野麻衣子最後の事件 (五十嵐 貴久 著)」は、同じ著者の「交渉人」の続編。好きなんですよね、この作家さん♪いろんなタイプの本を書かれるのですが、この話はシリアスなミステリー。割と分厚いですが、一気に読めました。面白かった〜。「交渉人」という役割から類推する、犯人とネゴシエーション、という場面、心理的な駆け引きが殆ど出てこなかったのですが、交渉人というのはそれだけの役目ではないということが途中描かれていて、なるほどなあ、と思ったのです。映画化されても良い感じだと思いました。

で、日本ミステリー文学大賞新人賞の「プラ・バロック (結城 充考 著)」も読みました。文体は好き・嫌いが分かれるかも・・・。まあ、余り関係なく読んでいけましたが・・・。話が凄絶なのですが、描写は思ったほどグロテスクではなかったです。感情移入しづらい話で、どんどん読める、って感じではなかったなあ。何でしょう、犯行も犯人も納得が全くいかなくて、「なんやねんそれ」って感じでした。まあリアルな世界でも、無差別な殺傷事件が起こるたび「何やねん、それ」と思うわけですが、そのときと同じような印象を受けました。

今は「永遠の森 博物館惑星」という本を読んでいます。前にもこの著者の本を借りて読んだ事があるのですがそれが面白かったので、手にとって見ました。日本推理作家協会賞を取ってるそうですが・・・。連作で9本の短編が入ってます。すごく後味の良い作品ばかりで、気持ちよく読み終えることが出来ました。これ、SFなのですが、SFの舞台設定を借りなくても多分十分面白い作品になりえたと思います。宇宙に浮かぶ博物館の設定なのですが、その設定が十分機能していたのは1〜2編というところでしょうか・・・。
SFと銘打たれたために手に取る人が減っているとしたら勿体無いなという感じ。この著者のほかの話も続けて読んでみようかなあと思っているところです。

さて、次は何を読もうかなあ、と思案中。いっぱい読みたい本があるのですよね〜(^^)。

・・・。Harry Potterを読まなきゃいけないのは判っているのですがあせあせ(飛び散る汗)そろそろ頑張って重い腰を上げるかな・・。英語の才能、ないんですよね・・・英語で読める人が本当にうらやましいわバッド(下向き矢印)
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2009年04月04日

大阪贔屓

私、生まれも育ちも大阪なのです。大阪弁が出ないので、見えない、とよく言われますが・・・。
大阪のイメージと言うと、「いつも漫才しているみたい」とか「がめつい」とかいろいろありますが・・・その中でも「なんか大阪って文化が違うよねー」というのは皆が思っているところかもしれません。

で、MONEKENママさまよりお借りしまして、今日読み終えた「プリンセス・トヨトミ(万城目 学)」という小説は、そんな大阪らしさ満載の本なのです。奇抜な設定が出てきて、一体どうなるんだろうとはらはらしながら読みました。文化が違うよねーっていうのが設定の中に上手く生かされてます。大阪人気質もよく描かれてます。
「大阪の人間はお上が嫌いで義理人情に厚い」という記述とか出てくると無条件で嬉しくなってしまうなんて、私ってやっぱり大阪が好きなのねえ、と再認識した次第でした。

すごくワクワクしながら読みましたが、うーん、この人のなら「鴨川ホルモー」がやっぱり良いかな。今回は、終章の一部が「すごく好き!」で一部は「なんだかなー」でした。全部が全部「好き!」と思ったホルモーに比べると落ちるかな〜。でも、面白かったです。どれもが一定のレベルで面白いなんてすごいなあと。次作も楽しみです。

ちなみに、登場人物の、大阪方は大体わかったのですが(橋場は羽柴だし、真田とか、島とかね。判るんですけど)関東方がわからない・・・。松平はわかるけど、鳥居と旭、は誰ですか〜?という感じ。歴史を勉強してないとこういうときに面白くないんだろうなあ。

そういえば4月6日は本屋大賞の発表なのですね。飯島和一がノミネートされてました。好きな作家さんなので、取れると良いなあ。本命は「のぼうの城」なのかな?未読なのですが、とっても面白いと言う評判なので、買って読んでみようかなあ、と思ってます(^^)。
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2009年03月03日

こんなの読んでみました

だいぶ、ぼけてきてる、と言う話を前にも書きましたが、今回相当やばい、と思う事態が発生。
図書館から「予約図書が準備できました」とメールがあり。しかし確認した題名も著者も見覚えが無い・・・。いえ、正確に言うと、2ヶ月くらい前に、「何か新しい出会いを!」と適当なワードでネット検索をかけて書評を漁った覚えはあるのですが、それが一体なんだったのか覚えてない。そして、私は本当にこの本を図書館に予約したのか、まーったく覚えていないあせあせ(飛び散る汗)相当キテます、私たらーっ(汗)

さて、その本は、公園で逢いましょう(三羽省吾)というタイトルの小説。5組の親子が出てきて、一組を除いて、それぞれの過去を振り返りつつ今の話につなげていくと言う連作短編集。
私は公園デビューと言うのをしたことが無いので、その微妙な空気とかはリアルではないのですが、ああ、そういうのあるんだろうなあ、と思う逸話がそれぞれに入ってます。
で、それぞれに、そうなのかああ、と思わせるエピソードが入っていて、すごくうまい。生活するってそういうことだよね、というのが良く判る、そんな本になっていると思います。

5組出てきて、多分、共感できないだろうと思った二組の親子がいるのですが、うち一組は描かれず、代わりに別の親子がそこだけは挟まれて(ずるいなあ、どう描くか読みたかったのに)、もう一組の親子の話が・・・親に愛されずに育ち、悪いことを何でもして育ち、16,17のときに、父親の違う子どもを産んで育ててる、というその親子の話が・・・一番実は、ぐっと来てしまいました。
子育ての極意が書かれてるかもしれない(言い過ぎか)。
初めて読んだ作家さんですが、とてもよかったです。他の作品のほうが評価が高いので、次はそちらを読んでみたいなあ・・・。
それにしても、昔の私からのサプライズな贈り物って感じで良かったです(笑)。これで本が面白くなかったら、昔の私をののしっていたことでしょう・・・。

さて、別の本。会社においてあったのですが、理科系の男に期待します(太田垣晴子)と言う本。
単にぱらぱらめくって面白かった、と言うだけなのですが・・・。
理科系男の10か条とかあって
・論理的
・数学に強い
・話が面白くない
云々続きます。

浮気をしない、と言うのも有りますが、これは「粘着気質」の裏返しだそうで、最初に始めたことを途中でやめることを嫌がる傾向にあると。これは、つーさんというよりごっち君だな(笑)

まあ、そんな感じでぱらぱら読むには面白い本でした。

途中で「理科系血中濃度を測る」という問題が出てくるのですが、私もつーさんもちら見しただけでパス・・・。本当の理科系なら、ここで燃えてやりつくす・・・のでしょうかわーい(嬉しい顔)ねえ・・・。

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2009年02月24日

理解するのが難しい本

ぷぷたが本を読んでいるのですが、今は音読しないと駄目なようです。ぷぷたに「黙って読んでみたら?」と言うと、しばらく黙読してますが、すぐに声を出して読み始め・・・。

子どもって自然に黙読になるんでしたっけ?

思えば、ごっちも気がついたら黙って読むようになってました。静かだと思ったら大抵本を読んでるかほねほねザウルスで遊んでるかなのですが、時折、一人で爆笑する声が聞こえてきて気持ち悪いです(^^;)

読みの発達段階では、音読が先に来るそうなのですよね。まさにその通りに成長してます。不思議だなあ。誰に教わったわけでもないのにそのようになるって、人間の脳ってどうなってるのかなあ・・・。
黙読への移行期には、黙読できるけど、内容の理解が遅い、という状態が出現するのかな〜。ぷぷたを追跡調査すると面白いかもしれない。

で、理解、と言う意味で無理やりつなげますが。

MONEKENママさまにお借りして読みました、三浦しをんの「光」という本。
「ちょっと暗いかも」という前評判だけお伺いして読み始めたのですが・・・。暗い、というか、すごく、辛い。
内容は理解できるけど、心情が理解できない・・・(^^;)

以下、完全ネタばれ、なのですが・・・。

最初、主人公たちは中学生で、その時点で事件が起こるわけなのですが、まあ、そこでの対処は良いとしよう。中学生だし。
でも、その後、20年以上経ってるのに、全然変わってないように見えるのはなぜ〜。
いやいや、話し合いって大事だわ!と(笑)思いました。
実際に大人になってたら、勝手に「もうだめだー」とならずに話し合う気がするんだけど、なんでそんなに短絡的な行動に出るのか・・・。

感情移入して本を読む性質なので、「そうなのか、判る判る」と思う人が一人も出てこないと、一体どこを視点に読めばいいのか、と思いながら読んでました。
文章がすっごく上手なので、どんどん読めてしまうのですが・・・。

そんな風に、「どんどん読んじゃうけど、最後が『だからそれで、どうなるわけ!?』と思ってしまう」ところや、「主人公たちの行動が短絡的だなあと思ってしまう」ところ。そういうのが桜庭一樹の「私の男」に通ずるところがありましたあせあせ(飛び散る汗)

後で書評を見てみたら、東野圭吾の「白夜行」と似ている、と書かれていたのが沢山ありましたが、全く思い出さなかったなあ。似てるかしら?あらすじだけ書いたら似てるのかな?

まあ、でもいろんな引き出しが有るんですね、しをんさん。次はどんなのを書くのかなあ。楽しみに待ってよう、って思います♪
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2009年02月14日

最近の読書とか。

最近、ママ友に本を2冊貸していただきました。
東野圭吾の「探偵ガリレオシリーズ」の最新刊2冊。
聖女の救済」と、「ガリレオの苦悩」という本。
どっちもとっても楽しめたし、あっという間に読んでしまったし面白かったですが、軍配を上げるとすると「ガリレオの苦悩」かな〜。
「聖女」の方は長編なのですが、長編って、どこまでキャラクターに共感できるかというところもポイントのような気がします。そういう意味ではポイントが低かったです。
「ガリレオの苦悩」の方は、短編集です。もともとガリレオシリーズは短編小説なので、こっちのほうがすっきりするしガリレオっぽいなあと思うようになりました。
ドラマとは別物として楽しめば良いんじゃないかな〜と思います。

妹からも「チャイルド44」という本を送ってもらってます。実は翻訳物が苦手で・・・。で、なぜ苦手なのかと考えていたのですが、翻訳で読んでいたのってすっごい古いSF小説なのですよね。従兄弟のお兄ちゃんから譲り受けたもので。
そりゃあ、読みにくいですよね・・・(^^;)。最近のものは訳のテンポもとてもよいということですし、ものすごく評判良いので月曜くらいから読んでみようと思ってます。


さて、話は変わり。

発達障害のお子さんを持つ方の子育てや、先生方の指導法の講演を聞くことが最近あるのですが、その方たちの話を聞くたびに、特にそういう障害を持っている子の子育てという限定じゃなくて、本当に広く、いろんな人に聞いて欲しい話だなあと思うことが良く有ります。

子育てのヒントが一杯ちりばめられているし、よく目から鱗の話とかがあります。子どもって一人一人違うんですよね、本当に。嫌と言うほど頭ではわかってるつもりなのに、わが子となるとどうしても周りと比較してしまったりしてます。そういうときに気づきを与えてくれる、とてもよい機会だと思っています。仕事の一環で行ってるのが申し訳ない感じ・・・。でも、本当に良い勉強させてもらってると思います。人生常に勉強です(^^;)。
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2009年01月09日

本についての雑記(2009年1月)

なんだか備忘録みたいになりましたが・・・。去年は読んでた本について全く書かなかったので・・・。今年は少しずつ思ったことを書こうかなと(笑)

子どもの書字と発達」という本によると、書字に関しては、女子のほうが男子よりも優位に得点が高いらしい。
この本の中で、1500人以上の子どもの調査を行っていて、その調査項目の中には「読みやすさ」という概念は取り入れておらず(主観が入るのでカウントしにくいから)純粋に、スピードとエラー率を解析しています。

脳に関しては性差がある・ないという議論が多々ありますが、こういうのを読むとやっぱり性差はあるんじゃないかなあと思ってしまいます。まあ、脳のせいなのかどうかはわかりませんが・・・。

ちなみに、ぷぷたのほうが字が綺麗、と親戚一同から言われてます(^^;)

で、今「イノセント・ゲリラの祝祭」を読んでます。「チームバチスタの栄光」というミステリ大賞を取った本のシリーズ最新刊。
で。この本に関して、「これはフィクションじゃないぞー。ほぼ本当のことだぞー」と言っているお医者さんのブログを見つけました・・・。これ・・・ノンフィクションとして読んだほうが面白いのか、なるほど。
著者は勤務医だそうですが、医者を続けていてこそ書けることって言うのが多々あるんだろうなあと思います。
まだ1/3くらいしか読んでないんですが、読んでてむかつく人、むかつく事象が沢山出てきます。っちゅうか著者は本当に怒ってるんだろうなあっていうのが文脈からにじみ出てて(以前読んだジーン・ワルツもそうでしたが)引き込まれてしまいます。

このシリーズは映画かもドラマ化もされてますが、どっちもみていなくて、原作のみを楽しんでます。ドラマも評判良かったみたい・・・。

このシリーズの4作目かな?「ジェネラル・ルージュの凱旋」が映画になるみたいですが、速水先生は誰がやるのかしら!?私のイメージは鹿賀丈司なんだけど。

と思ってたら、すでに映画のHPが出来てました・・・。
速水先生は堺雅人!?ええーーーーーー。イメージが違うなあ。
白鳥(==メタボ)を阿部ちゃんがやってるのでも違和感ありありなのにー。ドラマの白鳥は仲村トオルで、これまたイケメンすぎる・・・。
でも、原作には無い良い味があるのだろうなあと。
時間が無いので残念ながらドラマはDVDになっても多分見ないですが・・・。

話は変わって。プルーストとイカ という本を読んでたら、中に「5歳で読み書きを教えたグループと7歳で教えたグループでは、7歳のグループのほうが読字能力が上だった」というような一文が書いてありました。
よく早期教育の弊害として、やりすぎによる情緒の不安定があげられてますが、脳の発達的にもやはり適切な時期っていうのがあるのだなあというのが読んで思ったこと。まあ、私が書いたみたいに大雑把にまとめられるほど脳って言うのは単純でもないだろうけど・・・。
とりあえず、小さい頃からの読み聞かせは読字能力を上げるためには良いらしい(笑)。本が好きになる云々ではなく脳のネットワーク形成という意味で、とありました。
この本は難しくてまだ半分くらいしかたどりついてません。後半も早く読まねば・・・。


で。
明日からスキーに行ってきます。
吹雪らしい・・・どうしよう(悩)。きっと日ごろの行いが悪いからなのね。がっくり。3連休とも天気悪かったらどうしよう。
でも準備はばっちり、楽しんできます〜。

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2008年04月23日

私の趣味


つーさんに「私の趣味って何だろう」って聞いたら「酒?」と答えられてしまいましたが・・・。
いや!それよりは本を読んでいる時間のほうが長・・・いと思いたい(笑)

趣味といえば。
最近走ってる人の話をちょくちょく聞いて、「いいなー」なんて思いはじめてます。
ママ友もおやこマラソンに出た、って言ってたし。
プロジェクトの人もジョギングしてるって言うし。
あったかくなってきたし、ちょっと体を動かすのって良いかも(^^)

問題は、私が走るの嫌いだったということで・・・(遠い目)いやいや、何とかするためにとりあえず子どもたちと一緒に近場をくるっと廻ってくるところからはじめてみるか。なんて思ってます。

いつやればいいんだろうなあ。朝?(起きれません!)夜?(子ども達寝てるよ!)ああ、何だかんだ言って、インドアな日常を送っていそうな気がしてきてます・・・。

インドアといえば、読書ですが、今読みたいのは「新世界より」(貴志祐介)という本です。上下あわせて4000円・・・。うーん、どうしようか、悩み中・・・。うっかり「ダ・ヴィンチ」という本を紹介している雑誌を買ってしまって、悩みが増えまくりです。本が山ほど欲しくなるので、この雑誌は買わないようにしていたのですが・・・(笑)
既に雑誌に山のように折り目がついていて、あれもこれもと画策中・・・。とりあえず、あさのあつこの「ガールズ・ブルー」は買おうかと思っていますが・・・。
今日、ママ友達から「宇宙の秘密の鍵」(ルーシー・ホーキング&スティーブン・ホーキング)をお借りしました。とっても面白そうですが、分厚い・・・。ゴールデンウィークもあるし、楽しく本を読んで過ごす時間が作れると良い・・・なあ(笑)と思ってます・・・。

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2008年04月10日

阪急電車

ブログタイトルは、何のことはない、有川浩さんの最新刊のタイトルなのですけど。実家が阪急沿線にありますので、是非読まなければ!とようやく手に入れて昨日読み終えました。

「阪急の沿線の駅を舞台にした連作で、宝塚駅を出発するところが最初」とだけ知っていたので、絶対宝塚線の話だと思っていたのですよね〜・・・。そしたら、なんと、今津線!なんでそんなローカルなところ持って来るかなあ、と思ったら著者が住んでいるからだそうです。

でも、何度か乗ったことはあるので、情景は思い浮かぶわけです。「逆瀬川駅に大きな本屋さんがある」というフレーズで、駅ビルにあった大きな本屋を思い浮かべたり、甲東園駅最寄の、共学で憧れの大学、で「関西学院かあ」と判ったり。小林駅がちゃんと「おばやしえき」と読めたりするところも地元だからですね(笑)

中身はというと、激甘のラブストーリーだったり、ちょっと苦い失恋話だったりといろいろするのですが、どれも女性が素敵に描かれていて一気に読んでしまいました。まあ、でも、この人の本を読むのなら他の本の方がお薦めだったりはしますが・・・・たらーっ(汗)阪急電車という名前じゃなかったら買わなかったかもしれないです(笑)

そういえば、本屋大賞が決まってました。一位は伊坂幸太郎の「ゴールデンスランバー」でした。買ってるのに読んでないです・・・。この方の本は、ほぼ全部読んでいることになりますが・・・。一番好きなのは、「チルドレン」かしら・・・。ゴールデンスランバーが上を行くことに期待です♪
この人の話って割と映画になっているようですが、どれも見たことないですねえ・・・。会話や思考の文章がしゃれてて面白いのですが、映画になってその辺の面白さがどうなっているのか興味のあるところです♪
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2008年03月14日

今週のAERAの記事

今週月曜日売りのAERAに気になる記事が載っていたので買ってみました。結構中身がどれもこれも面白くて、今週のAERAはヒットでした♪

・関関同立合格者ランキングに異変で公立高が浮上
母校が取り上げられてました。
 思い起こせば、進路指導などされた記憶がないのですが、それは担任の方の性格だったのですかねえ・・・。なんとものんびりして自由で良い高校だったなあ、と振り返ってみてつくづく思いますね★

・40代男のリアル恋愛
浮気を「妄想するだけ」か「実行するのか」に分けて調査してました。これを見ると実行派の職業、業種では一位・二位、学歴は妄想派での第一位、なーんていうつーさんはどっちなんでしょう。
面白いのは、実行派は「キャリアアップ志向」が強くて妄想派は「とくにキャリアアップしなくても」なんだそうです。英雄色を好む・・・。ちょっと違うか。

・織田裕二と山本モナの対談
きゃー。織田裕二だ〜。かっこいいなあ、いつ見ても。(終わり)

・年長さんから始まるいじめ
小学校からじゃなくて幼稚園の年長からいじめが始まっているという記事ですが、いやいや、年中さんから始まってたりするんじゃないでしょうか。
「3人以上で遊べない」など、集団で遊ぶことになれてない子が増えているらしい、とか「XXしないと入れてあげない」という条件を付けたりする子も増えている、とか怖い記事です・・・。
ぷぷたはいじめられてる方より苛める側にまわる心配が・・・(^^;)今のところは大丈夫・・・なのか・・・な?
戸外での自由遊びで集団のルールや人との係わり合いを身につけるのが良いそうですよ。保育園は朝から晩まで集団活動だから、結構良いような気がしてきました(笑)

という感じで、今号のAERAは他にも介護ロボットや、遺品整理業の人の話など興味深い話が沢山載っておりました。あ、次週の特集は「日本男子総イケメン化」だそうです。これもまた気になるタイトルだわ〜。

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2007年09月10日

6・7月に読んでいた本

実は8月は本を読んでいません・・・。漫画は読んでましたが(^^;)
暑くて電車の中で思考がとまり、本を読む気になれませんでした。

ということで6/7がつに読んでいた本をざざっと書いておきます。
また読んでみたい本には★を入れておきます・・。

一瞬の風になれ 佐藤多佳子著
高校の陸上部に所属する主人公を中心にしたスポーツ小説。
さわやかでスカッとして、読み応えあって、とにかく引き込まれました。主人公の気持ちの動きが、高校生らしくて良かったです。子どもに読ませたい話。2007年の本屋大賞を取っています。

宇宙のランドスケープ ー宇宙の謎にひも理論が答えを出すー レオナルド・サスキンド著
「宇宙がこのようにあるのはなぜか」という問いに対するひとつの答えが提示されています。非常に厚い本で読むのが大変でしたが呼んでいる間は面白かったです。
が、さて、「ひも理論を説明してください」と言われるとさっぱり分かりません。読んで分かった気にはなれましたが、本当に分かるにはもうちょっと物理学の勉強が必要でしょう(って、私、物理学科卒なんですけど!)

大阪学 大谷晃一著
大阪側から見た東西文化論です。大阪出身の私ですが、知らない大阪がいっぱい出てきて、へえ、と感心することしきり。
「なぜ違法駐車が多いのか」など身近なネタがたくさんあり、ひとつひとつに「そうなのか!」と思わせるような解説つきで面白かったです。

クローズドノート 雫井修介著
映画にもなったらしいですが・・・。この人の話は「火の粉」や「犯人に告ぐ」(これも映画になります)がとても面白くて、手にとって見たのです。前者は推理小説で、これは恋愛小説なので、どんな感じかなあ、と思って・・・。
うーん・・・。正直私には合いませんでした。男性が書いた女性が主人公の恋愛小説って、苦手だからかもしれません・・・。

★風が強く吹いている 三浦しおん著
毎年、箱根駅伝を楽しみにしています。ただ走っているだけなのになんであんなに面白いんでしょうかねー、箱根駅伝。この小説はその箱根駅伝が舞台です。文句なしに面白かったです。キャラがみんな際立ってて良かった。まあこんなにうまくはいかないんでしょうけど、私にはとても楽しく読めました。

★交渉人 五十嵐貴久著
文字通り、犯人と交渉する役を負った警察官の話です。あっという間に読み終えましたし、とても面白かったです。しかし、途中で終わりが分かってしまったのですよねー・・・。それはまさに、ラストで主人公が言ったことと同じ理由だったのですが(^^;)。それはそれとして読み返すといろいろ張られた伏線が見えて二度面白い話だと思います。

★夜は短し歩けよ乙女 森見登美彦著
なんというか、いろんな要素がてんこ盛りになっててかなり面白いです。うーんと、京極夏彦作品の榎木津さんが主人公の話に恋愛風味を絡めて、ミステリー要素をぬいたという感じ?うまくいえませんが・・・。独特の世界を楽しむ本ですね。

サウダージ 垣根涼介著
シリーズ物らしいですが、なぜか番外編的なこれから読んでしまいました。うーむ・・・。ハードボイルド、ってやつだと思うんですけど、最後に至るあたりが「なんでやねん」って突っ込み満載で、駄目でした・・・。

★クジラの彼 有川浩著
「図書館」シリーズでブレイク中の著者の短編集です。恋愛小説の短編集ですね。ものっすごい甘ーいラブストーリーでした。人物描写はしっかりしているので面白いですよ。

ゆきの山荘殺人事件 柴田よしき著
猫が探偵の推理小説でした。殺人の理由が良く分からない・・・。猫同士の会話は可愛かったです。

逃亡くそたわけ 絲山秋子著
うつ病で入院していた青年と躁うつ病の主人公が病院を抜け出して九州各地を逃げて回る話です。会話も小道具の書き方もどれもがリアルで唸らされました。そして、主人公の心の揺れ動きも、なるほどなあと思わされ・・・。
映画化になるそうですが、どう描くんでしょうかねー。下手をするとただの旅映画になりそうな気がします。

ビッグ・ファット・キャットの世界一簡単な英語の本 向山淳子著
随分前に評判になっていたのですが、最近図書館で見かけて手にとって見た本です。英語が上手になるかと思って(^^;)。
「英語の本を読みまくる」ことが英語が上手になる最短の方法で、それのお手伝いとして英語の読み方、という観点で展開されています。主語、述語、修飾語の関係の読み解き方が書いてありましたが、今となってはさっぱり思い出せず・・・。
記憶力のない人間は何度読んでも駄目なんですかねー(涙)

9月になってまたちょっと本を読んでます。読書の秋ですから(^^)楽しく読みたいと思います〜
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2007年07月05日

5月に読んでいた本

6月中に書こうと思っていたのにかけませんでした・・・。
5月はたくさん本が読めました(^^)
いろんな人の本を読んでみようと手当たり次第に手を出してみました。途中で読むのを放棄した本はありませんでしたが、やっぱり好き嫌いは出てはきました。
何人かお気に入りで定着した作家さんもいて、新刊が出るのを楽しみにしております♪



螺鈿迷宮 海堂 尊 著

MONEちゃんママからお借りした本。
医療現場を舞台にしたチーム・バチスタシリーズ第3弾です。
第一弾から伏線が張られてきていた「氷姫」が登場します・・・が。
私の思っていたのと違う〜(><)
もっとたおやかな美少女を想像してました(^^;)おかしいなあ・・・。
話は、医療現場で起こる事件を調査しにとある病院に潜入した医大生を軸に進んでいきます。
終末医療のあり方についての筆者の見識がふんだんに盛り込まれていて「そうかあ、そうなのねー」とうなずきながら読んでいました。
正直、話としての面白さは、第1弾には及びませんが、面白く読めました〜!
このシリーズはどれも面白くて大好きです。

さくら 西 加奈子 著

本屋大賞の7〜8位の小説。大学生である主人公の視点から語られる、家族の話。
文章は綺麗でとても読みやすいです。
が。
起こった事件が余りにも切な過ぎて、やるせなさ過ぎて、読んでて辛かったです。もうちょっと書き込んでくれないとどうやって立ち直ったのかとか全然判らん・・・。と言う感じ。
そんなこと考えないで家族の再生話として読めばいいのかもしれませんけど(^^;)

図書館危機 有川 浩 著

「図書館シリーズ」の第3弾です。
毎回のりが良くて楽しく読んでます。
エンターテイメントとしてとても楽しいシリーズです。
今回は、とうとう、「自分の王子様(笑)」が現在の直属の上司だと気がついてしまった主人公の煩悶が笑える。
単なるコメディーではなく、社会的な問題がきっちり描かれていて深さのある本となっていると思います・・・。

ヒトのオスは飼わないの? 米原 万里 著

ロシア語通訳だった米原万里のエッセイ。
猫や犬と同居している日常をつづったものです。
タイトルは、独身を通した筆者に友人が言った言葉だとか・・・。
猫に対する視点が独特で面白いです。まるで人間に接しているようでした。

告白 町田 康 著

本屋大賞の何位か、か、直木賞候補作・・・かどちらかに入ってました。
河内十人殺しという実話がベースであるらしいです。
主人公は、頭の中で相当色々と考えているのですが、上手く伝えることが出来なくて、どんどん相手とすれ違っていくうちに、言葉でなくて腕力に訴えるようになって、破滅への道を転がっていくと言う筋立て。
畳み掛けるような言葉の使い方が上手で文章を楽しみました。
そして、摩擦を起こしてしまう人って、頭の中と言葉が乖離しちゃってて悪い方に行っちゃってるのかしら〜?なんて思いながら読みました。ただ、長い。長すぎる気もします・・・。

Sweet Blue Age

数人の作家の競作集です。
どれも10代〜20代が主人公の作品集です。
完璧にハッピーな話は一つもないですが、どれも染み入るような情感にあふれた素敵な競作集だと思いました。

汝ふたたび故郷に帰れず 飯嶋和一 著

電車で読むのを禁じられている(^^;)飯嶋和一の出世作・・・かな。
これで「宝島」という島の存在を知りました。
この作者は、ヒーローに夢をかける人たちを描くのが上手ですね。
夢をかけられた側の苦悩、夢をかけた人たちの思い、そんなのが余すところなく描かれてました。


ジェネラル・ルージュの凱旋 海堂 尊 著

MONEちゃんママからお借りした本。
医療現場を舞台にしたチーム・バチスタシリーズ第4弾です。
今回は話の内容が大変興味深く、登場人物もどれもが魅力的で大変面白く読めました。
終末医療のあり方とか、それに対する国の対応への問題提起、医療関係への問題提起など・・・。
エンターテイメントとして書かれている中にこめられたそれらの主張が説得力があります。
著者が現役のお医者さんだからと言うのもあると思いますが。
第一弾と同じくらいに好きかも。ただ、お気に入りの人物が余り活躍しなかったのがちょっと残念・・・。
今回の主人公の速水医師は私の中ではめちゃめちゃ「鹿賀丈史」になってました。

花まんま 朱川 湊人 著

直木賞をとった作品だと思います。
大阪を舞台にしたいろんな話が詰まっている短編集です。
じんわりと暖かい気持ちにさせてくれたり、
落ちはそれ!?と寒ーい気持ち行きもちにさせられたり、
いろいろ面白かったです〜。長編も読んでみたいなあと思いました。

シャングリ・ラ 池上 永一 著

なんか絶賛されていたので手に取ってみました。
温暖化を阻止するために、緑化を推進せねばならず、炭素を出したらその分ペナルティが課せられる、という時代。
東京の地上はジャングルと化し、特権階級はアトラスと呼ばれる塔に住んでいます。
私が思い描いたのは、映画「フィフス・エレメント」とか、かな。
破天荒でギャグもいっぱい入ってて、スピード感にあふれてて・・・という感じ。
そういうのが好きな人にはとてもお勧めです。

四度目の氷河期 萩原 浩 著

最初は、陸上を舞台に描いた青春物だと思っていたのですが、
特に陸上はメインではなかったですね・・・。
小学校〜中学校時代の主人公の思いとか考え、とかなるほどなあ、って思わせるようなエピソードがいっぱいで面白かったです。
しかし、正直、最後の方がよく判らなかったなあ〜・・・。

しゃべれどもしゃべれども 佐藤多佳子 著
落語家さんの話です。国分太一主演で映画化が決まってたと思います。
喋り下手な従兄弟に「喋り方講座」を開いて欲しいと言われた
主人公がひょんなことから、無口なOL、気の強い小学生、往年の名野球選手に落語を教えていくうちに起きる出来事を描いた作品です。
出てくる人物が皆癖があってそれぞれに魅力的です。
細部まで書き込まれて練られた話だと思います。読後感もすっきりで面白かった。


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2007年05月03日

4月に読んでいた本

4月に読んでた本・・・あら、少ないわ・・・(-_-)。
通勤電車の中で数独にはまったからでしょうか・・・。

ベルカ、吼えないのか?古川日出男

誰か新しい作家さんを読もう!ということで、133回直木賞候補&2006年本屋大賞8位というのをよりどころにして読んでみることにしました。
犬の系譜を犬の視点から辿る、というストーリーと、ロシアのマフィアに囚われた少女のストーリーが交互に出てきます。犬の方は歴史をずっと追っていて、歴史的事件なんかも織り交ぜながらなのでその辺は「なるほど、そうきたか」的な読み方ができますし、各エピソードも面白かったのですが、

・・・ごめんなさい、結局なんなんだ、という感がぬぐえません(汗)。

きっと面白く読める方にはとっても面白いのだと思います。
文体もリズムがよいですしね。
ちなみにこのときの直木賞は朱川湊人の「花まんま」です。今度読んでみます♪

容疑者Xの献身  東野圭吾

直木賞では常連でしたが、ついにこの本で受賞〜の東野さんの本です。
この本に出てくる「湯川助教授」という物理学の教授は、「探偵ガリレオ」「予知夢」という短編集で、探偵役として登場しています。
不可思議(オカルト的)な事件を物理学的な見地から解明するという役回りでした。かなりコミカルな作りになっていて、相棒の草薙刑事との掛け合いも面白いし、一つ一つのトリックも事件の内容も「へえー」と感心させるようなものでした。

...で、湯川助教授シリーズ第3弾・・・なのですが。

別に超常現象が起きるわけでも、物理学的見地、というわけでも、短編集でもないので、なぜ湯川助教授を出してきたのかよく判らない・・・。

さて。犯人側の視点から話が進められるので何がおきてるのかはちゃんと判ります。
犯人の親子に同情した「石神」という数学教師が罪を隠蔽しようといろいろ画策する、というのがメインの筋立てです。
そしてミステリーにふさわしいどんでん返しもきっちり用意されています。
それなりに感動してそれなりに「へえー」と思いましたが、納得できないところも多々あります。一番納得できないのが、石神が犯人親子になぜそこまで肩入れするのか、というところで・・・。
ううーん、東野さんのはどれも面白いし大好きなのですが、なぜこれで受賞?といわれるとよく判りません・・・。

ナラタージュ 島本理生


ナラタージュ(Naratage)って、過去の場面を回想し説明する方法(劇用語?)ということらしいです。
その名前のとおり、高校〜大学のときを振り返ってそのときに一心に好きだった人への思いをつづった恋愛小説です。
丁寧に主人公の心理を追っていて、描写もとても丁寧で感情移入しやすかった、です。
しかし、まあ、主人公と倍近く年が離れているので、「うーん、懐かしいかも、そういう感覚」と思いながら読んだ場面も多かったり、妙に気恥ずかしかったりもしました・・・(^^;)。

最後はかなり感動させられましたね〜・・・。
もっと若いときに読みたかった一冊、という感じでしょうか。もちろん今でもいいのですが、感情移入の度合いが違ったような気がしてなりません(苦笑)

ヒトのオスは飼わないの 米原万理

ロシア語通訳の第一人者だった著者の、飼い猫・犬に関するエッセイを集めた本です。著者の犬猫に対する愛情とユーモアのある語り口がとても良かったです。面白くて好き。
猫語を解するロシア人女性とか、飼い犬を殺したお嫁さんの話をするタクシーの運転手さんとか、いろんなヒトも出てきて、そちらは面白かったり怖かったり・・・(^^;)
もっとこの人のエッセイを読んでみたかったなあ、と今になって思うのです。


始祖鳥記 飯嶋和一


会社の先輩のお勧め作家ということで手にとって見ました。
江戸中期の話で、第一部は岡山、第二部は千葉(行徳)、第三部は静岡、と舞台は移ります。
凧のようなもので空を飛ぼうとした備前屋幸吉(実在の人らしい)が主人公なので、このタイトル、だと思います。
第一部はちょっともたついてましたが、第二部はなんというか男の生き様、友情、誠、そんなものが描かれていて読み進むたびに胸が熱くなりました。
一定の地にいるというのがどうにも我慢できないという性質の人はいるのですよね、きっとどこにでも。縛られたくないというか。
主人公はそういう人物で、安定した暮らしよりも自分がしたいことがやりたい。ただそれだけの思いで生きている人物だったわけです。(もちろん、安住しようと何度も試みるわけですけど、できないのですよね。)
幸吉自身は、単に空を飛びたい、というだけなのですが、それが知らず知らずに回りにすごく影響を与えてしまう。そういう生き方の人に凄くみんなが惹かれるというのはとっても判る気がします。
この人の本は他のも読んでみようと思います。面白かった!(というと、進めてくれた先輩のしたり顔が浮かんできます・・・)

となり町戦争 三崎亜紀


えーっと・・・。文字通り、「となりの町」と戦争をする話です。
町の広報誌に「戦争が始まります」というようなアナウンスがあって、それで戦争が開始されるのですね。
いろいろ戦争に巻き込まれたりなんだり・・・。
でも、戦争がなぜ起こったのかとか今戦局はどうなってるのか、ということはまったく書かれてなくて完全に主人公のみの視点で出来事だけが淡々と書かれています。
なんというか、何かの比喩、なのかなあ?と思いながら読んだのですが、きっと、自分が気がつかない==その出来事は起きてない
ということではないんですよ、というメッセージが伝えたいのではないのかしらと思いました。

私は文庫を買ったのですが、それにはボーナストラックがついてきました。その話がなかったら「なんやねん」と思ってたかもしれません。買うなら文庫をお勧めです。


さて。
最近忙しくて本屋に行ってないのです。なので、今回の本は、直木賞やら本屋大賞やらから選んでみています。
(ベルカ、ナラタージュ、となり町、がそうです)
ちょっと外れてる感がありますね〜。やっぱり本屋とか図書館とかに自分の足で行かないとだめかなあ〜???

posted by あーる at 01:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・雑誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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