2011年11月11日

2011年10月に読んでいた本

今月は、「当たり」の本が多かったです〜。特に「舟を編む」と「ジェノサイド」。ああでも宮部みゆきは納得の安定感だし、彼女のこんだて帖も素敵でした。読書の楽しさを心行くまで味わわせてくれる本たちだと思います☆

10月の読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:3323ページ
ナイス数:168ナイス

ジェノサイドジェノサイド
今年度No.1のあおりは伊達じゃなかった・・・。13階段はすごく面白かったのに、幽霊人命救助隊が微妙だったので正直購入を迷ったけど、買ってよかった!ハイズマンが人間観を語るところが私には一番ぐっときた。悲しいかな、納得できる説明であり、私は彼には反論できないだろう。だけど、人間を信じたいなと思わされた。「ヌース」を書きたいと思ったら話はこう収まるしかないだろうという気がして、まるで実話を基にした話を読んでいるかのような錯覚にも陥った。ところで、ヌースに会ってみたいなあ・・・少し怖いけど(笑)。
読了日:10月25日 著者:高野 和明
不祥事 (講談社文庫)不祥事 (講談社文庫)
池井戸さんの短編集を初読みです。長編で「これでもかこれでもか」と引っ張られた後のがつんというパンチも痛快ですが、小出しに繰り広げられるジャブの応酬もなかなか心地よい感じです。しかし、こんなにはっきりものが言えるのは、仕事をしている人間としての自分に自信があるからなのだろうなあ。うらやましい、と思いました。
読了日:10月17日 著者:池井戸 潤
彼女のこんだて帖 (講談社文庫)彼女のこんだて帖 (講談社文庫)
6番目のタイ料理のレシピがおいしそうで購入しました。最初にレシピを見ていて、特に惹かれなかったメニューなのに、一度そのレシピとリンクしている本編の話を読んだら、そのご飯が食べたくて仕方がなくなりました。話自体は最初に出てくる人が次の物語で脇役になり・・・とゆるくつながっていて、どの人も、自分だけの食、生活があるんだなあというのがゆったり描かれていて本当に素敵な本だと思いました。
読了日:10月14日 著者:角田 光代
おまえさん(下) (講談社文庫)おまえさん(下) (講談社文庫)
上下で1200pもあったのか。あっという間に読んだ感もありましたが・・・。下手人が判ったところから実際に捕まえるまでの1ヶ月の間に起こった複数の話を挿入することで、最後の落としどころがうまくまとまった感があります。個人的にはおきえさんの話が良かった。つらいなあとも思いましたが。ご隠居の言葉にも泣かされました。淳さんといると弓之助が子供に帰る感じがあり、丸助とのコンビがうまく転がると良いなあと思ったり。シリーズ化されているので、是非続編を!と思います。いっぱい楽しみました!
読了日:10月13日 著者:宮部 みゆき
輝く夜 (講談社文庫)輝く夜 (講談社文庫)
後味の良い、暖かい気持ちになりたいときにとても向いている本。5つの短編集から成っていて、クリスマスイブに起こる出来事を軽やかに描いてます。あっという間に読めてしまいますが、ひとつずつ寝る前に読んで幸せな気持ちになるのが正解の読み方かもしれません。1話目、2話目が好きでした。どれも恋愛が絡んでいて、クリスマスイブって(若い)女性にとっては大事な日だよなあ、なんて思いながら読みました。
読了日:10月13日 著者:百田 尚樹
おまえさん(上) (講談社文庫)おまえさん(上) (講談社文庫)
話が多岐にわたっていて、登場人物も盛りだくさん。でも読むのに大変という感じはまったく無い。一つ一つのエピソードがしっかり描かれているので、一人一人の人物造詣がはっきりしているため、まるで見ているかのようにドラマがどんどん進んでいく感じ。弓の助が拗ねている様子を見て安心しました。ちゃんと子供の部分も持ってるんだなあ、良かったです。さて、下巻が楽しみ。
読了日:10月10日 著者:宮部 みゆき
舟を編む舟を編む
舟==辞書、編む==編纂、の意でした。言葉の魅力と魔力に取り付かれた人たちの、いろんな愛にあふれた本でした。どの登場人物も、ものすごく魅力的です。出てくるシーンも情景が浮かぶようで楽しくてわくわくしながら読みました。松本先生の用例採取の習慣にぐっと引き込まれ、西岡さんの話にほろりとき、香具矢さんとまじめさんの恋の話にわくわくし、辞書の紙の拘りに圧倒され・・・。実際にいるんじゃないかなーとうっかり思わされてしまいました。一文一文、楽しみながら読み進めました。大好きです、この本。
読了日:10月02日 著者:三浦 しをん
死ねばいいのに死ねばいいのに
京極堂シリーズで見せられる薀蓄が無く、若干物足りない感じがしたのは、相当毒されてるんでしょうか、京極さんに・・・。不思議な本だったなあ。何がおきているのか良くわからず、とにかく、健也が遭う人物の繰言を一緒に聞かされている感じだけど、その中に痛い言葉が結構刺さってる感じでした。現代ものなんですよね・・・。京極堂シリーズの影響が強すぎてうまく気持ちが乗らなかったなあ。3話目のやくざさんの話以降、アサミが気の毒すぎて読み進めなかったし、最後、確かにアサミが怖かったです。
読了日:10月01日 著者:京極 夏彦

2011年10月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター
posted by あーる at 10:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・雑誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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