2011年04月19日

3月に読んでいた本

池袋ウエストゲートパークは、安心して楽しめます♪
そして、今月はTwitter文学賞(笑)を取った「二人静」がやはり良かった!
分厚いし何の事件がおきるわけではないのですが、しみじみ読まされます。

3月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:2657ページ

二人静二人静
大きな事件が起こるわけではなく、誰もに起こりえる話を淡々とした筆致で書き綴られていた。どの登場人物の小さな感情の動きもこちらの気持ちと重なる部分があって、そうだよな、どうなるんだろうな、とあっちこっちに気持ちが揺さぶられ、話にすっかり同調してしまった。テーマは重いのかもしれないけれど、それでも前に進める強さ、生きていく意味、それらがしっかり提示されていたので、後味はすごくよく、希望の持てるものだったと思う。読んでよかった、本当に。
読了日:03月26日 著者:盛田 隆二
小太郎の左腕小太郎の左腕
この作者は「のぼうの城」以来の2作目です。のぼうの城は人物描写もすごく良くて情景もありありと思い浮かんで来ました。本作もその良さはあると思うのですが、今ひとつ入り込めなかったかな。多分、心理描写がもう少しあれば・・・例えば、図書と鈴、半兵衛の関係をもう少し丹念に描いてくれたら・・・とか、小太郎の心情が本当はどうだったのか、もっと描いてくれたら・・・とか、その辺りが足りないので納得感が小さかったからかな・・・と思います。情景描写もキャラクターもすごく好きなんですけど・・。
読了日:03月17日 著者:和田 竜
ドラゴン・ティアーズ──龍涙ドラゴン・ティアーズ──龍涙
表題作まではふんふん、と・・・まあ、そんな展開かな、なんて思いながら読んでましたけど(キャッチの話は軽く読めましたし)、表題作は、重たかったです。中国の戸籍の話やら、日本で働いている人たちの現実とか、まったく知らないので・・・。(とはいえ、これが本当かというと違うんだろうな。鵜呑みにするのは危険危険。)最後まで、話がどう転ぶか分からなくて本当にはらはらしました。そしてすごく泣けました。まあしかし、すごいウルトラCを繰り出したものだなあと。これからどう話に絡んでくるのか、次からの展開が楽しみです。
読了日:03月15日 著者:石田 衣良
非正規レジスタンス―池袋ウエストゲートパーク〈8〉非正規レジスタンス―池袋ウエストゲートパーク〈8〉
3月に読んでいたのに記載していませんでした。格差の話やシングルマザーの話など、今の日本の世相を切り取った話。マコトの怒りはもっともで、私たちの怒りでもあり、そこを代弁してくれて、時にすっきりした解決を見せてくれる。名シリーズだなあ、本当に。
読了日:03月14日 著者:石田 衣良
Gボーイズ冬戦争―池袋ウエストゲートパーク〈7〉Gボーイズ冬戦争―池袋ウエストゲートパーク〈7〉
このパターンがいいんだろうなあ。本当楽しく読めるよ。自分を忘れて楽しむのには非常に良いです。根底にはいろんな日本が抱える問題があって、マコトと一緒に怒り、笑いながら楽しんだと思う。マコトなら、解決するだろうって言う安心感もあって楽しんで読めるんだけど、逆にはらはら感が少ないかなあー。シリーズっていろいろ大変だわ(笑)。
読了日:03月12日 著者:石田 衣良
灰色のピーターパン―池袋ウエストゲートパーク〈6〉 (池袋ウエストゲートパーク (6))灰色のピーターパン―池袋ウエストゲートパーク〈6〉 (池袋ウエストゲートパーク (6))
今回、子どもが多く出てきたなあ。表題に出てきた人、怖かった・・・。スプーン10杯も砂糖をコーヒーに入れる人。自分には理解の出来ない、話の糸口の無い人って確かにいる。そういう人が暴力を振るう人っていうのはものすごい恐怖だなあと、思ったなあ。 そうそう、「無菌がいいことじゃないだろう」っていう最後の話の主張もすごく小気味いい。さて、マコトも崇もそろそろ二十代中盤、いつまでもぶらぶらしてられないのでは?と思うと、どうなっていくのか非常に気になります。
読了日:03月12日 著者:石田 衣良
反自殺クラブ 池袋ウエストゲートパーク 5 (池袋ウエストゲートパーク (5))反自殺クラブ 池袋ウエストゲートパーク 5 (池袋ウエストゲートパーク (5))
シリーズものの良さが出ていますね〜。マコトの性格にもすっかりなじんでいて、早くやっちゃいなよ!なんて感じで読んでます。すっかり観客気分ですが・・・。そして、この先彼がどのように成長していくのかも非常に楽しみですね♪。今回は、小桃ちゃんの話が一番良かったなあ。マコトの彼女になってもいいのになあ。
読了日:03月09日 著者:石田 衣良
赤(ルージュ)・黒(ノワール)―池袋ウエストゲートパーク外伝赤(ルージュ)・黒(ノワール)―池袋ウエストゲートパーク外伝
ギャンブルからちゃんと足を洗えたのかなあ・・・というのが読み終わった感想。最後にあんな大博打を打ったのだから、まあそれで満足したのかな〜とも思いつつ。こんなにうまくいくわけないよなーとも思いながらもサルが出ずっぱりでそこも含めてなかなか良かったかな。まあ、外伝だし、本編には負けるなあ。
読了日:03月08日 著者:石田 衣良
電子の星 池袋ウエストゲートパーク〈4〉電子の星 池袋ウエストゲートパーク〈4〉
硬軟取り混ぜた話が4本。今回は書き下ろしはなしなのですね。なんだかんだ言いながら一本筋が通ってるマコト。自分が結構有名人になってるということもどこ吹く風で、なかなかそこがすがすがしい。 最後の話が良かった。描写がきつかったけど、対照的に話はさわやか。いつか山形に行って話しをしてるところ、読んでみたい。
読了日:03月04日 著者:石田 衣良

読書メーター
posted by あーる at 09:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・雑誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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