2011年02月08日

2011年1月に読んでた本

時間をかけたのは、伊坂幸太郎のエッセイですね。一文一文趣向が凝らしてあって面白かった。悪の教典は、ページ数は多かったけど、どんどん詠み進んでしまうので、あっという間に終わりました〜。

1月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:1984ページ

月魚 (角川文庫)月魚 (角川文庫)
作者が築きたかった世界観や雰囲気が良かったです。ほんのりと暗い中に浮かび上がる無窮堂の姿は夢のような場所として、けして本当には手に入らない何かの象徴のようで。主人公たちもお互いを見ているようで、結局は本という物を通してでしか表現できないような不器用さがにじんでました。・・・で・・・。え?BL?・・・だったの?気がつかなかった。鈍すぎ?なんというかほの暗い狂気が渦巻いている感じがして(お父さん含めて)、なんともいえない独特の世界観を満喫できました。
読了日:01月31日 著者:三浦 しをん
悪の教典 下悪の教典 下
「全員抹殺」を思いつく前の追い詰められていく感がすごい面白かったのだけど、実際に行動を起こしてからはちょっと・・・。自分の高校を思い描いてみても、いくつかグループに分かれたら誰かは無事に脱出できたような気がするし・・・。あと、邪魔だから殺しちゃえと思っている蓮実先生の心の奥底の動機がやっぱり不明。っていうか、そういう人間として描きたかったんだろうなあ。せっかくみねちゃんを落とすのを躊躇しようとしている自分もいたのになあ。もうちょっとその葛藤部分が後から出てくると面白かったのに。
読了日:01月24日 著者:貴志 祐介
悪の教典 上悪の教典 上
最初は、誰かが学校に立てこもって一人一人殺していくというバトルロワイヤル的な内容を考えていて、主人公が解決役だと思って読み進めていたら・・・あらあら、びっくり、怒涛の展開でした。うーん、彼が何を欲してこのように振舞ってるのかさっぱりわからない。殺人自体を楽しんでいるわけでもなさそうだし、何が目的なんだろうか。下巻で明らかになるのでしょうね。早く読み終えたいような、もう少し楽しみたいような。
読了日:01月20日 著者:貴志 祐介
3652―伊坂幸太郎エッセイ集3652―伊坂幸太郎エッセイ集
ゆっくりと注釈も楽しみながら読んだ。エッセイに毎回趣向を凝らしてて、読んでるこちらも「今度はどういう趣向だろう」なんて思ったり。あと、「小説」のたとえ方・・・自転車での旅行と、ツアーガイド的なものの比較の喩えが良くわかって面白かった。確かに伊坂幸太郎さんの話はあらすじにすると「なんじゃそりゃ」になるかも知れないけど、読んでる過程がとても面白くて楽しくて、そして何かが残る。伊坂幸太郎さん自身がそれを意図しながら書いてたのかあ、と改めて感心しした。あと、伊坂幸太郎ってペンネームだったのね、とちょっと驚いた。
読了日:01月14日 著者:伊坂 幸太郎
シューマンの指 (100周年書き下ろし)シューマンの指 (100周年書き下ろし)
書評を読ま無かったので、ミステリだとは思わずに読んだ。シューマンはトロイメライくらいしか知らないが、主人公と修人との間で交わされる曲解説が雄弁に、美しく、曲を描写しており、聴きながらだとさぞかし楽しいだろうなあと思いながら読んだ。修人が指を切断したのかしていないのか、という点がずっと気になって読み続けていたのだけど、終盤に向かうにつれてそれは気にならなくなり、シューマンの狂気と主人公の狂気が合わさり、怖ろしく、美しい世界を堪能することが出来た。満足の一冊。
読了日:01月02日 著者:奥泉 光
戸村飯店青春100連発戸村飯店青春100連発
Rebornを読んで、何でここで終わりなの!?と思ってたらちゃんと続きが有ったのですね。兄は帰るところがあると最初から心の片隅で思っていたからこそ踏ん切りつけられて東京に出られたんだろうなあと、しみじみ思う。大阪弁での会話が、「そうそう、こんなん言う言う!」って感じで、すごくツボ。弟君の合唱発表会のくだりが一番好きかな〜。
読了日:01月01日 著者:瀬尾 まいこ

読書メーター
posted by あーる at 17:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・雑誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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