2010年12月27日

2010年11月に読んでいた本

辻村深月 月間でした・・・。

11月の読書メーター
読んだ本の数:10冊
読んだページ数:4123ページ

太陽の坐る場所太陽の坐る場所
例えば、「高校になったら、地味なグループの中で目立つのではなく、目立つグループの中にいないと男の子に声もかけてもらえない」という由希の思いや、「自分はきらびやかな女の子になれないので興味のない振りをした」という紗江子の考え。そういう一つ一つになるほどなあと考えさせられました。が、高校を出てから随分経つので、自分の中では他人事になっている部分も多く、「そんなとこまで考えないよ」と思ってしまった。高校時代は深く考えていたのかもなあ。年月を経るほど思考が単純化されている自分に気がつき愕然とさせられました。
読了日:11月30日 著者:辻村 深月


ロードムービー (講談社ノベルス)ロードムービー (講談社ノベルス)
「ここではないどこかへ」行ける人っていうのは、逆説的だけれど、自分の今やるべきことをしっかりやり、地に足をつけている人だと思っている。単に憧れやプライドだけで、行きたいとだけ思ってる人には絶対いけないところなんだと思う。その意味で、しっかりと根を張って歩いていっている人たちの話が詰まっていて清清しい。「いつか平気になる」「ちゃんとたどり着ける」とこの中で諭されるけど、「ちゃんと生きている人は」という前振りが多分来るよね、と思わされた話たちでした。
読了日:11月29日 著者:辻村 深月


天使と悪魔 (下) (角川文庫)天使と悪魔 (下) (角川文庫)
何日間の出来事なのか・・・と計算すると、驚くほど短い時間ですよね。その間にこの展開、読む方も負けずにページをめくり続けました。エンターテイメントとしてよく出来ていると思います。パーっと読んで「面白かった!」という感じ。コーラーの背景を知ったときは、切なくなりましたよ。
読了日:11月25日 著者:ダン・ブラウン


スロウハイツの神様(下) (講談社文庫)スロウハイツの神様(下) (講談社文庫)
これは大満足でした。スーの痛い恋愛の感じや、エンヤの挫折含みの挑戦は、自分の若いころ(笑)を思い出させられて痛かったけど。どの登場人物も完璧ではなく、それぞれに葛藤し、不安になり、脆さを抱えていて、だけど閉じこもるのではなく、「自分はこう生きるのだ」と、主張をぶつけ合い、他人とかかわることによって、それらが消化され成長されていく様が判り、それがすごく腑に落ちて良かった。もちろん、大きな仕掛けもすごく効いてて良かったんだけど、それだけではない、一人一人の造詣が非常に良くて、青春小説として大満足の1冊でした。
読了日:11月21日 著者:辻村 深月


スロウハイツの神様(上) (講談社文庫)スロウハイツの神様(上) (講談社文庫)
何かを作り出したいという葛藤、生み出している人への憧れ、自分の中の越えられない壁、どれもがリアルに響いてくる。すごく面白い青春小説だと思った。飛びぬけている二人はともかくとして、まだ「卵」なほかの3人にもっと焦点が当たればいいのに・・・。ところで、狩野君の「仕事」って何だろう。ああ、やっぱり辻村深月なので、隠された意味が気になる所ではあるわ〜。さて、下巻を買わなきゃ。
読了日:11月19日 著者:辻村 深月



子どもたちは夜と遊ぶ 下 (3) (講談社文庫 つ 28-4)子どもたちは夜と遊ぶ 下 (3) (講談社文庫 つ 28-4)
うーん。一気に読まされちゃいましたけど、それは、もっとスカッとしたい!きっと、この人だったらさせてくれるだろう!という希望からでした。なんといっても人が死にすぎました。そして、最後の彼の行動も、「どうして?」という思いが抜けきりません。なぜ逃亡生活を選んだのか・・・。浅葱はともかくとして、月子の描写は好きな所も多かったので、もっとそこを突っ込んで書いてほしかった。この人の作品の中では好き嫌いの分かれる本ではないかと思いました。「面白い」という点では間違いないです。
読了日:11月18日 著者:辻村 深月



子どもたちは夜と遊ぶ 上 (1) (講談社文庫 つ 28-3)子どもたちは夜と遊ぶ 上 (1) (講談社文庫 つ 28-3)
辻村作品なので、身構えて読んでます。月子と孝太の二人の関係の描写が少ないことや、紫乃との関連その他、月子と絡む周りの人が非常に気になってたり・・・あと、iはθの想像上の人物(二重人格?)かと思ってみたり。いや、それじゃあ、ありふれてるだろう、とか、いろいろ気になりすぎて、早く下巻が読みたい。ぼくのメジャースプーンに出てきた秋山先生と少しイメージが違うかな。さて、下巻がすごく楽しみ!
読了日:11月16日 著者:辻村 深月


天使と悪魔 (中) (角川文庫)天使と悪魔 (中) (角川文庫)
枢機卿は誰も死なないと勝手に思っていたので、え?あれ?と思わされ・・・。綿密に調べられて事実がちりばめられているのでしょうね。全くのフィクションよりも、よりはらはらさせられます。ある意味、犯人もわかっているし、主人公が死なないのも判っている(笑)ので存分の楽しみます!
読了日:11月09日 著者:ダン・ブラウン



天使と悪魔 (上) (角川文庫)天使と悪魔 (上) (角川文庫)
噂にたがわぬノンストップ感。セルンの描写は面白かったです。日本の似たような施設の概要は知っているので、規模を大きくしたものかと想像できました。しかし、私の記憶がもしかしておかしいの?と混乱した箇所が多々あり。Z物質は質量0じゃないし。反物質は現在の生成方だとエネルギーへの変換効率は悪すぎるはず。正確な記述もいっぱい入っているので、ちょっと混乱したかな・・・(^^;)。「科学」と「宗教」の融合ですが、「宇宙のランドスケープ」という宇宙論の本にまさに似たような記述があり、想像しながら読めて面白かったです。
読了日:11月09日 著者:ダン・ブラウン



冷たい校舎の時は止まる(下) (講談社文庫)冷たい校舎の時は止まる(下) (講談社文庫)
感想を書くのが難しい。ひとつは、自殺した人物/口を閉じた人物に対して納得があまり言ってないからかな。さらに、主人公にあまり共感ができなかったのも敗因かも。多分、辻村さんの作品に対してすごく期待が大きかったので、辛口な印象になってるんだと思います。菅原の回想のあたりで、気がつくべきことを気がつかなかったのは痛恨のミス・・・。
読了日:11月01日 著者:辻村 深月

読書メーター
posted by あーる at 13:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・雑誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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