2010年11月14日

10月に読んでいた本

そのうち、日記もアップしますが・・・。
読書メーターはまとめておかないと1ヶ月前のものが表示されなくなるので。

10月は辻村深月にはまった月なのでした。
今から追っかけ中・・・そして、とりあえず、発行順に読んだほうがよさそうな感じです、この方の本は。

10月の読書メーター
読んだ本の数:12冊
読んだページ数:4485ページ

冷たい校舎の時は止まる(上) (講談社文庫)冷たい校舎の時は止まる(上) (講談社文庫)
長いのですが、一気に読ませる力があります。それも相当切実な力だなあと。しかし、名前探しの放課後を、先に読んでしまっているので、同系と思われるこの作品にいまいち引きずり込まれないですね・・・。さて、下巻は?
読了日:10月31日 著者:辻村 深月
今朝の春―みをつくし料理帖 (ハルキ文庫 た 19-4 時代小説文庫)今朝の春―みをつくし料理帖 (ハルキ文庫 た 19-4 時代小説文庫)
小松原様の正体がわかり、また、澪の大きな夢が提示されたり・・・と、前進した感があります。今回はやはり鰆につきるかなと。私も塩焼きくらいしかしないです。なんとなく淡白で物足りない魚なのですが、このレシピどおりにやるとおいしくなるのかなあ・・・。・・・個人的には、息子の行方が気になっています。次の巻あたりで何かわからないかしら。
読了日:10月30日 著者:高田 郁
だいじょうぶ3組だいじょうぶ3組
いつも驚くくらいポジティブな乙武さんの、小学校での先生の経験を元に書かれた小説。先生が一生懸命なやんで考えて、子供の目線と同じであること。それがどれだけ大変なことか、中のエピソードの一つ一つで伝わってくる。魅力的な先生がたくさん出てきたので続編希望です。「障害を持っている先生」という感じの書き方もありましたが、ほとんどその前提を忘れて読んでました。
読了日:10月27日 著者:乙武 洋匡
船に乗れ! (3)船に乗れ! (3)
メインテーマが再度提示されている。生きていくことということがどういうことか金窪先生の最後の彼への授業(ですよね)で提示されています。南さんが本能的に選んだ「子どもを安心させる」ということは、感覚的に非常に納得するものでした。主人公のサトルがチェロをあきらめるときに、後悔しないかと問われて、その問いに誰も答えられないのでは・・・と思った。それは、高校生だから、とか、大人だから、とかもう関係なく、ただただ人生というものはその繰り返しであるということが描かれていて非常に深い共感を私は持ちました。
読了日:10月26日 著者:藤谷 治
船に乗れ!(2) 独奏船に乗れ!(2) 独奏
第2楽章のテーマは、演奏者として、人間として、の自分への試練と、どう立ち向かうかということなのかな。南さんの展開は驚きでした。ドイツで音楽と向き合うしかなかった主人公が自分を見つめなおす過程はすばらしい!と思ったのに、目をそむけちゃったのだよね・・・。自分自身も似たようなことをしなかっただろうか、どうだったんだろうかと高校時代を振り返らずにはいられなかった。さて、3巻どうなるのかな。
読了日:10月24日 著者:藤谷 治
船に乗れ!〈1〉合奏と協奏船に乗れ!〈1〉合奏と協奏
著者略歴と舞台である高校を照らし合わせて、半分自伝小説かしら?と思いながら読みました。イントロが後悔から始まってるので、この先の展開におびえてますが・・・。1巻目は、彼の生い立ち、出会い、音楽とのかかわり方など、第一楽章として見事なテーマの提示でした。合奏と協奏の違いもわからない私には、クラシック音楽のいろいろなことが判って楽しかったです。主人公は芸術に魅入られた早熟な子どもで、彼がさてどのような変貌を遂げるのか、次の楽章が楽しみです。
読了日:10月20日 著者:藤谷 治
凍りのくじら (講談社ノベルス)凍りのくじら (講談社ノベルス)
主人公の悩みは、みな、中学生くらいなら感じることではないだろうか。 現実と関わるにしたがって、それらが薄れてくるのだと思うが、その大事な時期に 家族の喪失を味わっているため、乗り越えられなかったのだと思いながら読んだ。 若尾とのやり取りや、主人公の彼女が若尾に対する分析がいちいち的を得ていたので、 読みながら何度もうなづいていた。 あきらとのやり取りが、とてもよい感じだったので、てっきり最初のプロローグの人物は あきらだと思っていたのだけど・・。心地よいミスリードでした。
読了日:10月18日 著者:辻村 深月
卵の緒 (新潮文庫)卵の緒 (新潮文庫)
瀬尾まいこさん、3冊目かな?短編が二つ。卵の緒の方は、素敵なお母さんが出てきて、家族のあり方を本質的に理解していて素敵だなあ、と思いました。実際に私が未婚の母を選べるかと考えると答えはNOだと思いますが・・・そういう意味ではファンタジーというか理想系というか、そういう捕らえ方でした。7's bloodのほうは、主人公が救われているのに対して、弟君はいいのだろうか?本当にお母さんと暮らしたいのかなあ・・・彼にその選択肢を与えてあげたかった。そんな風にリアルに考えるのはこの話が胸に迫ってきたからなのでしょうね
読了日:10月13日 著者:瀬尾 まいこ
名前探しの放課後(下) (講談社文庫)名前探しの放課後(下) (講談社文庫)
途中からいくつも違和感を感じていたのですが、それは全てこのラストにつなげるものだったとは・・・。そうきたか、そうくるか、と、ひたすらそれだけでした。ラストの章があって、ようやく主人公が主人公である所以が判りました。あくまでも彼の成長物語だったのだなあ、と思うと、上手いなあ、ちきしょー!と思わされます。読み返してみると、いろんな伏線が張られてるんだろうなあ、でも今は、他の辻村作品を読みたいかなと思います。
読了日:10月08日 著者:辻村 深月
名前探しの放課後(上) (講談社文庫)名前探しの放課後(上) (講談社文庫)
「メジャースプーン」とリンクしてるという事前情報を知っていたので、この子達がそうだろうな、と思いながら読みました。主人公「いつか」君の内面が余り書かれておらず、下巻で種明かしがあるのかなという感じです。あと、背が高くて運動音痴、自分に余り自信が無い、本好き・・・というあすなちゃんの造詣がすごいリアルで、彼女の心情は非常に良くわかる。どの子たちも表に出してないいろんな思いがあるだろうなあと。下巻でどうまとめられるのか、非常に楽しみ。
読了日:10月07日 著者:辻村 深月
ぼくのメジャースプーン (講談社文庫)ぼくのメジャースプーン (講談社文庫)
「お気に入り」の方たちが辻村作品をすすめておられるので手にとってみた。物語の背景、事件、その後の気持ちの動き、そして、何ができるか・・・小学4年生の男の子に突きつけられた余りにも重い課題。頑張って立ち向かっていっていたその気持ちに拍手を送りたい。秋山先生との話し合いが秀逸だった。付属小の事件の犯人を例に出すまでも無く、普段の生活でも、「絶対理解しあえない人」っていうのは存在する。その人に自分の心を届かせるにはどうすべきか、無理だと諦めるのか・・・事件とは関係なく人とのかかわりについて深く考えさせられた。
読了日:10月06日 著者:辻村 深月
天地明察天地明察
無名の歴史上の人物に光を与えたということで、飯嶋和一をソフトにした感じがありました。主人公春海も、その算術へののめりこみや、碁よりも自分を生かしてくれるものへ探究力という点で魅力的でしたが、歴史をほとんど知らない私にとっては、保科正之や関孝和と言った人物も非常に魅力的に思え、そちらの方も読んでみたいと思わされました。何か泣ける文章が書いてあるわけではないのに、熱い思い、まっすぐな心に胸を打たれ再三泣かされました。かなしい涙ではなく、暖かく心がゆったりとなる涙を流せました。
読了日:10月02日 著者:冲方 丁

読書メーター
posted by あーる at 21:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・雑誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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