2010年09月02日

2010/08に読んでいた本

はい、読書メーターから引っ張ってきました。
今月は、なんと言っても「バイバイ、ブラックバード」by伊坂幸太郎 です。
伊坂節炸裂で面白かったです!

あと、割と本屋大賞にノミネートされた本を読んでました。

8月の読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:2059ページ

「バイバイ、ブラックバード」をより楽しむために「バイバイ、ブラックバード」をより楽しむために
「バイバイ・ブラックバード」がすごく良かったので購入。お勧めの読む順番は、元になった太宰の「グッド・バイ」(この本に収録されてます)、本編、そして、この「楽しむために」かな。作者がインタビューで繭美ちゃんと呼んでたり、悪人が書けないと告白してたりとか、そういう小ネタでくすくす笑わせてもらった。4話目のラストが、偶然の産物とはびっくり!てっきり話を考えてから名前をつけたのかと思った。名前といえば、星と月の対比も素敵。(ところで、「繭」美はやはり「キヌ」子と対比なのかな・・・。)ネタ満載で、楽しめました。
読了日:08月31日 著者:
バイバイ、ブラックバードバイバイ、ブラックバード
元になったと言う太宰の本は未読ですが、ものすごく読みたくなりました。横道世之介と似たところがあるようなキャラクター造詣で、どちらも「頭ごなしのNGを言わない」というところが魅力の核だと思います。繭美という人物造詣も秀逸。最初はなんじゃこら、と思ったけど、どんどん楽しみになってきました。(以下ネタばれ?)最後の一文が頭に焼き付いて、離れないです。映画化されたら、ラストシーンはきっと今日みたいな晴れた日、青空に響くバイクのキックの音で終わり、なんて想像をしてしまいました。
読了日:08月27日 著者:伊坂 幸太郎
横道世之介横道世之介
なんとは無い日常が淡々と書かれており、間に10数年後からその時代を振り返る文が挟まっている構成でしたが、ディテールがしっかりしていて、ページをめくる手が止まりませんでした。メインが80年代の大学ということで、すごくかぶる部分が多く、懐かしく思いながら読めました〜。途中から出てくる祥子ちゃんもすごく素敵。何より世之介の、「NO」といわないそのスタイルが、いそうでいないなんともいえない魅力になっているんだと思います。こんな風に力を抜いて生きるのって良いなあ・・・。
読了日:08月23日 著者:吉田 修一
先生、子リスたちがイタチを攻撃しています!先生、子リスたちがイタチを攻撃しています!
3冊目かな〜、と思います。相変わらずの小林先生節ですが、今回はあまり炸裂していなかったかもしれません。慣れてきただけでしょうか?学生さんたちのエピソードがもっとあると良かったなあと思います。毎回面白いのは面白いので、次も楽しみに読みたいと思います。
読了日:08月23日 著者:小林朋道
神様のカルテ神様のカルテ
本屋さんのPOPで「泣けます」と書いてあったのに、また電車で読むという愚行を犯してしまい、泣かされてしまいました。漱石が好きという主人公の一人称なので、文体が少し古めかしいけれどそれがまたすごく良い味になっている。信州の自然の中で魅力的な人たちの暖かいやり取りがあり、心が洗われます。バチスタシリーズのように声高に問題を扱ってはいないけど、医療の抱える現状をしっかり書いているのは同じ、むしろ筆致が穏やかな分、自分で考えさせられるところが多い気がしました。
読了日:08月21日 著者:夏川 草介
ヘヴンヘヴン
読み進めるのが苦しく重たい一冊だった。いじめが主題の話はいつも重たく辛く感じる。読後感も重たく、無力感を感じました。
読了日:08月19日 著者:川上 未映子
吉原手引草吉原手引草
「吉原」とは何か、を茶店の主人、楼閣で働く人々、などにインタビューをする形式で綴られており、ストレスなく吉原のことが知れます。そして中に出てくる魅力的な葛城という花魁。少しずつ描かれていく彼女の姿がどんどん魅力的になり、私の中で彼女の人となりが固まったところでオチになるので、読後感も良く、非常におもしろかった。直接的には出てこない人物をここまでしっかり描かせることが出来るとは、驚き。映画などでは出来ない、小説ならではの手法で、堪能しました!
読了日:08月11日 著者:松井 今朝子
ボトルネック (新潮文庫)ボトルネック (新潮文庫)
主人公のネガティブで自分に陶酔するその感じが、大人になった私には歯がゆく、また、気恥ずかしさを感じるものとなっていて・・・どちらかというと一歩引いて世界を俯瞰し、筋や小説としての構造を楽しむ本ではないかと。私の好みからは微妙に外れたところに有るのに、なぜか他の作品も読んでみたいと思わされる。それも作者の力量ゆえでしょうか。
読了日:08月06日 著者:米澤 穂信

読書メーター
posted by あーる at 10:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・雑誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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